使用教材
小森の英文法・語法問題講義の実況中継
完成までの期間
1.5〜2ヶ月
使い方
初学の段階では問題集を”解く”のではなくて、説明部分を読んで答えを理解して繰り返す
理解できない場合は答えの例文を何度も音読して覚える。
その際の解答の根拠を説明できるレベルにしておきましょう。
何度も繰り返して覚えるということに重点を置いていくとよいです。
講義型+網羅型問題集の最強の一冊!
これまで英文法を覚えるとなると、フォレストやロイヤル英文法などの分厚い文法書を読むか、
またはネクステージやアップグレードなどの問題集でとにかく覚える人が大多数だったと思います。
勉強が苦でない人であればフォレストを読んだり、成川先生の英文法をインプット⇒アウトプットで進むのが良いですね。
講義型でわかりやすさを選ぶか、ネクステージなどで網羅性を選ぶかのどちらかを選ぶかでした。
ですがこの参考書は英語が苦手だけど得意になりたい受験生にはとっておきの参考書になっています。
何がとっておきなのか?
ネクステージなどの網羅型参考書と同程度の問題数を収録(1000問以上)しつつ、わかりやすい講義型での解説となっています。
同タイプの参考書だと、今井先生の参考書や成川先生のがありますが、こちらは2冊であったり分厚すぎます。
初学者が繰り返し行うには適していないのです。
もちろん、イラスト付きです!
アカデミアではどの科目も基本的にイラスト付きの参考書をおすすめしています。
なぜなら文章に対してのイメージがつくからです。
英語や数学はルールだけ覚えても具体的にどう使うかという場面が想定できてないといけません。
そのために必要なのが絵や図を使ったイメージなのです。
1億人の英文法のようにカラフルではありませんが、通常の網羅系の文法参考書には絶対に載っていない時制、名詞などが掲載されています。
文法の問題集はこれ一冊を核に勉強していきましょう!
文法の問題集は何度も何度も同じものを繰り返して英文法の核を作るのが、初学の段階では肝心です。
問題の文章を覚えるくらい音読したり、品詞分解(SVOC)をしていきましょう。
偏差値70に到達するまではこの一冊と英文法書(AcademiAでは1億人の英文法)を確実にしていきましょう。
この参考書の注意点!
この参考書は網羅系と講義の2つをセットにしているというコンセプトは素晴らしいのです。
ですが、掲載の順番が初学者には難しいです。
1,2の主語を見つける部分や文型、動詞の語法はいきなり行なうと困惑するので、3番目の時制から行なうと良いでしょう。
時制の部分は日本語の時間軸に対して、英語の時制がどこにあたるのかを数直線を用いて丁寧に説明されています。