使用教材
大岩のいちばんはじめの英文法 【長文問題編】
完成までの期間目安
2,3週間
使い方
ローマ字を見るのも苦手!という 英語が本当に苦手な人にとっては、一般的に市販されている300字程度の長文でもかなりの苦痛になります。
そんな長文の苦手な人にとっておすすめの教材になります。
第1章では、読解の中で使われる文法事項を取り扱っていきます。
意外と多くの受験生が適当に扱いがちな接続詞について丁寧に説明しているのは重宝します。
難関大学と言えど、この接続詞をちゃんと使えるかどうかで合否は決定してしまいます。
ですので、英語が苦手な人はまずこの一冊を着実にクリアして接続詞の使い方になれてきましょう。
時制についても一冊目の「大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】」よりもやや詳し目に記載されています。
1講を重点的にやったら、後は2,3講は一気に読んでしまって問題ありません。
受験期でしたら、1冊目とこの教材を1ヶ月程度でクリアできるのが理想です。
教材データ
ページ数:225
目次
第1章:読解講義編
0講/基本4品詞 1講/基本5文型 2講/接続詞part 1 3講/接続詞part 2 4講/接続詞part 3 5講/接続詞part 5 6講/時制
第2章 れんしゅう編
7講〜13講
第3章 実践演習編
14講〜18講
長文のレベルはどれくらいのレベル?
第2章のれんしゅう編の読解問題のレベル感としては以下のような長文が出ています。
上記のレベル感であれば英語が苦手な人であっても問題なく、読み進められますね。
3~4文程度でかつ中学レベルの単語をつかって読めるので、まだ単語を覚えきれてないけど長文問題を読みたい!という学生であっても読み進められます。
れんしゅう編最後の第13講までいった場合、長文の長さはやや長くなりますが(2パラグラフ13行)、単語のレベルは変わりません。
れんしゅう編の出典先の大学
大阪経済大学5問 , 浜松大学, 奈良産業大学
第3章の実践演習編にはいると、パラグラフ数が増え、単語のレベルもちょっと上がります。
ですが、これまでの部分ができていれば問題なく解ける問題になります。
この教材の復習の仕方
長文問題って文法問題と違って復習の仕方がわからない!という話をよく聞きます。
確かに再度解き直せばよいだけの文法問題と違って、どのように復習をすればよいのか長文問題の場合はわかりづらいですね。
以下にどのように復習をしたら良いのかを記載しておきます。
問題文の復習について
問題文の復習は構文を取るのと、論理展開を考えるのと2つやることがあります。
勉強の初期段階であれば論理展開を考えるというのは独学だと難しいので、構文を取るということに集中して行なっていきましょう。
教材をコピーして、SVOCMを書き込んでいきましょう。
この教材は文章構造が詳しく説明されているので、一人で勉強していても簡単にどこが違っていたのか?を確認できますね。
勉強の初期段階であれば何度もコピーして文章構造の確認をしていきましょう。
文章構造が確実に書き下せるようになったら、それを忘れないように文章構造を頭の中に思い浮かべながら、何度も何度も音読をしていきましょう。
問題の復習について
問題の復習というのは、問題文についている内容一致問題です。
この内容一致問題で確認することは、問題文に記入されている表現が文章内でどのように言い換えられているのか?という点を中心に復習していきます。
この「言い換え」は単語、文法、構文と様々な形で言い返されていますので、自分が現在どの部分ができていないのかというのが理解できます。
この参考書の後は?
この教材を行なっている段階で受験までに1年以上時間がある場合は英語長文ハイパートレーニング(1)がレベル感が近いので長文に慣れていくのがよいでしょう。
この教材をやっている段階で残り期間があまりない場合は「基本はここだ!」で大学受験レベルの基本的な構文の理解を深めるのが最良です。
「基本はここだ!」だと単語のレベルや構文のレベルが結構上がるのですが、難関大学を目指すのであればこのレベルの知識は最低限使いこなしていただきたいですね。