今回はこれまでの受験ブログとは打って変わり、『学ぶ』ということの価値の遷移を述べていきます。
このブログを通して、21世紀の情報化社会における『学ぶ』とは何か?ということを
みなさんそれぞれが考えていただけたらと思います。
人間は学ぶことで進化を遂げてきた
自然界において人間にだけ許された技術。
それは他の存在から「学ぶ」ことです。
この「学ぶ」という技術によって、我々人間はその成長を加速してきました。
我々が猿だった頃から他の優れた存在の行動を学ぶことによって生存をし、
火を覚え、道具を使い、近代には自然を科学の力によって支配しよう必死になって我々は学んできました。
このように私たちは時代が下るごとに進化をしてきました。
何事も時代が下れば下るほど、”進化”していくものです。
ですが、人への教育に関してはそうとも言えません。
これまで自然や他の動物への関心は異様に高かったのですが、人への関心が向けらられたのはつい最近です。
確かに、わかりやすいものは次から次へとできています。
スマホやタブレット端末、世界中どこでも使えるわかりやすい参考書や録画されたわかりやすい予備校講師。
どれも今後の教育のあり方を変えていけるものばかりだとも思います。
教育の現状
人生を自分で考えてなんとかしていくという心、精神面の教育がなくなりつつあるように思えます
市場にでてくる人材は、画一化されたマインドの持ち主が多数です。
本来であれば一人一人夢、希望、志をもっているはずなのです。
情報技術の発達によって、爆発的に世界を駆け巡る情報量が増えました。
情報量が多くなり、多くの人がキャッチアップすることだけで精一杯になっています。
その結果、情報から心(精神性)を学ぶのではなく、形式だけ学んだだけの表層的な人びとが多数生まれています。
心のない人たちとなった我々は現実世界をリアルに捉えることができなくなりました。
今後の日本を踏まえて
今後、日本では確実に少子化が起こり労働人口が減っていきます。
その中でわざわざ人生における総労働時間を減らして、貴重な4年間を費やして学校に通うことになります。
わざわざ4年間も大学に行って、遊んだだけで何も得るものがありませんでした・・・
これでは時間がもったいないです
また現在の世界情勢を踏まえるのであれば、日本は高度経済成長期の遺産で何とか経済大国としての地位を得ていますが、
近年ではほとんど世界での存在感を失っています。
今後、若い世代が何も生み出さずにいては確実に日本は経済大国としての地位を失っていきます。
かつての大企業であった、SONY、松下電器などなど
経済がものすごい勢いで成長している日本以外のアジア諸国に負けて倒産の危機に陥っています。
こうした状況で我々はただ漠然と学んでいるだけではいけないのです。
現在という自体を踏まえて学ぶという価値を最大化していかなくてはいけないのです。
これからの文章では『学ぶこと』(Learning)の価値の変遷について述べていきたいと思います。
あなたはまだLearning1.0や2.0の中で学んでいないだろうか?
今回から『学び』の時代変遷について私なりの考えをまとめていきます。
それではまずLearning1.0とは何でしょうか?
Learning1.0とは?
一人の講師、先生が多くの生徒に向って勉強を教えること
経済が発展している時には、学ぶこと=豊かになるという図式がはっきりしていました。
教える側の技術、知識が体系的になっていなくても、
生徒側のモチベーションが高く、生徒それぞれの解釈力によって、学びはおこなわれていました。
従って、勉強のできる生徒が出てくる一方で、当然勉強のできない生徒が発生しています。
勉強のできない生徒は落ちこぼれとよばれ、
単純に勉強ができない(=良い大学に入れない)だけで、あたかもそれが国家犯罪であるかのように
一生学ばなかったことを後悔しなければならなかったのです。
大人数で学ぶ予備校がこのLearning1.0にあたります。
これからどのように学びが変遷したのでしょうか?
Learning1.5とは?
1.0と2.0を結ぶ学び方Learning 1.5を説明させていただきます。
家庭教師や個別塾などマンツーマンによって学ぶ方法。
教育の質が先生に依存すること、できない生徒が発生するという点では、本質的にLearning1.0と変わらない。
先生の出来に左右され、自分で勉強しないことが多い。
先生への依存がキーワードです。
先生がいなくなると解けなくなる自体が発生します。
Learning2.0とは?
優秀な講師、先生が国内どこにいても教えることができる環境の登場
ネット環境の普及や多くの参考書の登場によって、学びかたがあちこちに氾濫しています。
教え方の上手な人の輸出によって、学ぶための情報は市場に氾濫し豊かにはなりました。
ですが、効果がでないから次の方法を使って、
また効果がでなければ他の方法をためすといった状況が受験生に発生しています。
あなたの周りには参考書をたらい回しに使ってる受験生はいませんか?
方法は氾濫したのですが、学習者それぞれの解釈力の差による落ちこぼれが発生することは防げていません。
また、Learning1.0の時代のように経済自体が発展していないため、
学ぶ目的を失った子が多く少しできないだけですぐに学ぶことを諦める子が続々と発生していることも問題です。
学びの方法の多様化には繋がったのですが情報が整理できていないため、
できない生徒にとってはより不安を増大させることになってしまいました。
これが、Learning2.0という現在の日本の状況です。
そこで私たちHIRO AcademiAでは新しいスタイルの学習方法を提案します。
Learning3.0とは?
全ての受験生の可能性を否定しないで、
現在ではなく未来へ視点をもって指導をおこなうこと
これまでの時代では偏差値という軸で切り捨てられ、
たとえ将来の夢をもっていても、その夢を達成する方法がわからないがために、将来の夢を諦めざるをなくなりました。
ですが、現代は情報化社会です。
この情報化社会は全ての人の階級をフラットにしています’。
これまでは隠されていたような貴重な情報もどんどん日の目を浴びるようになっています。
増えつづける情報に対してどうするかの鍵がLearning3.0にある。
情報の量は増えるばかりで、その情報の質を見極めて使っていかないと身を滅ぼすことになります。
そこで私たちは、その情報の質を見極め、本気で自分の夢を叶えていきたい受験生に提供していくことにしました。
ネット社会において、生まれた場所も家も関係ありません。
金持ちであろうと貧乏であろうと関係はないです。
個人の志一つで、自分の夢は達成できます。
こうした現状が私たちの前には現れています。かつては予備校に行くこと
= 受験の情報をもらうところでした。
ですが、今は違います。
受験の情報なんてGoogleで検索することができます。
この莫大な量の情報をいかに個人に合わせて、提案できるか。
これができるのがLearning3.0です。
どんな人でも必ず夢を達成することができる。
それこそがLearning3.0なのです。
志、夢のある受験生であればいつでも相談にのります。
ご連絡お待ちしています。