日本人に有名な英語テストといえば英検とTOEICです。
特にTOEICは就職試験や会社の昇進条件などに設定されているほど日本で重視されている英語テストです。
TOEIC高得点獲得のためには、ミスを少なくすることが大切。
今回はTOEIC文法問題で頻出の紛らわしい英単語を紹介します。
TOEICの文法問題は早く、正確に解く必要がある
TOEICの問題を大きく分けると、リスニング、文法、そしてリーディングに分けることができます。
高得点を狙うためには、文法問題を早く解いて、リーディング問題にたっぷりと時間を残すことが必要です。
基本的にTOEICでは難しい単語が使われていません。
中学・高校レベルの基本的な文法力がしっかりとしていれば、高得点も夢ではありません。
基本的には簡単な知識だけを求める問題ばかりが出題されますが、時に難しい問題も出てきます。
代表的なのが、紛らわしい英単語を並べた文法問題。
ここからは早速、TOEICで頻出の紛らわしい英単語を見ていきましょう。
TOEIC受験前に絶対に押さえておきたい紛らわしい英単語たち
ここからはTOEICで頻出の紛らわしい英単語を紹介していきます。
文法問題は知識さえあれば解けますが、逆を言えば知識がなければ解くことができないということ。
今回紹介する英単語の違いはしっかりと理解して、問題に出ても解けるようになってください。
お金に関する紛らわしい英単語
まずは以下の4つの単語を見てください。
・Fare
・Fee
・Fine
・Tax
それぞれの単語の意味が分かりますか?
どの単語もお金を表しますが、意味は全く異なります。
Fareは「運賃」という意味。
電車やバスなどに乗車するとき運賃を払いますよね。
それがFareです。
Feeの意味は「料金」。
あるサービスや機関に対して支払われる料金をFeeと言います。
入場料entrance feeや会員料金membership feeなどですね。
そして、最も重要なのがFineです。
「元気な」という意味が有名ですが、Fineには「罰金」という意味があるのです。
超頻出なので、絶対に覚えておいてください。
最後、Taxは「税金」という意味ですよね。
Considerはめちゃくちゃ出る
あなたは以下4つの単語の意味を正確に言うことができますか
・Consider
・Considerate
・Considerable
・Consideration
4つとも見た目はそっくりですよね。
でも意味は全然違います。
まずは基本のConsiderから確認していきましょう。
Considerの意味は「よく考える」です。
You have to consider the situation.
状況を考慮しないといけないよ
Considerateは形容詞です。
意味は「思いやりのある」。
He is very considerate.
彼はとても思いやりがある。
ConsiderableとConsiderateの区別がついていない人は多いです。
Considerableの意味は「かなりの」。
量を表します。
You need to make considerable efforts to achieve this.
これを達成するためにはかなりの努力が必要だよ。
Considerationは名詞で「考慮」や「思いやり」という意味。
大切なのはConsiderableとConsiderateの区別をつけること。
かなり紛らわしいですが、絶対に押さえておく必要があります。
成功した?それとも連続した?
SuccessfulとSuccessiveはとっても紛らわしいですよね。
見た目は双子並みにそっくりなのに意味は全然違う。
Successfulは「成功した」という意味です。
対して、Successiveは「連続した」という意味。
この2つの区別がついているのかどうかを問う問題は頻出です。
今回でマスターしちゃいましょう。
今回はTOEICで頻出の紛らわしい英単語をいくつか紹介しました。
まだまだ頻出の英単語はたくさんありますが、まずは今回紹介したものを理解してくださいね。