集中力を身につけて勉強をすることができるかどうか?
また集中力をつけるための術を知っているかどうか?
これは現在の勉強の知識量が多いか少ないかよりも遥かに大事なポイントです。
現在の知識量がどれだけ少なくても集中力さえ続けることができればあっという間にライバルを逆転することができます。
そこで今回は、集中力をつける3つのテクニックをお教えいたします。
1つ目 良質な睡眠が必要です!
高い集中力で勉強を続けるには、良質な睡眠と栄養満点の食生活が必要となります。
1日8時間前後の睡眠をきちんととっている人は、脳内のセロトニンが良い形で分泌されるため、「勉強に集中しやすい精神状態になる」とされています。
これに対して不眠傾向が続いている人は、イライラの原因に繋がるノルアドレナリンが増える傾向があるため、結果として「勉強に集中できないことで更にイライラする」という悪循環に陥ってしまうのです。
受験前のシーズンは試験への不安によって不眠傾向が高まりますが、半身浴などのリラクゼーション法を上手に活用して、「集中するために眠ること」を心掛けるようにしてください。
2つ目 「集中力の落ちる時間帯」を把握する!
お昼ごはんを食べた後、14時〜16時の時間帯は、ほとんどの人の集中力が低下する傾向があるようです。
その理由は、血糖値の上昇や体内時計によるものと考えられていますので、眠気やイライラなどに襲われた場合は「この時間帯は集中できないものだ」と割り切ってみてください。
集中力が低下する午後に、ノートや参考書の整理という雑用や20分程度の昼寝をすれば、その後の時間帯に非常に高いパフォーマンスが得られるようになります。
眠くてたまらない14時以降も一生懸命頑張ろうとすると、「ぜんぜん勉強が進まないことへの不安や苛立ち」が増えてしまいますので、自己肯定感を高めるためにも「緩める・休む」という習慣をプラスした方が良いと言えるでしょう。
3つ目 小さな目標設定をする!
小さな目標を設定して「短時間集中」の習慣を付けると、集中力のコントロールが上手くなっていきます。
またその目標に対して「作業時間を測る」というノルマを課すと、記録更新のために一生懸命集中しようとするため、結果として「短期集中型の高いパフォーマンス」が得られるようになるのです。
人間の集中力が持続するのは「15分が限界」とも言われていますので、細かな目標を作って、休憩と集中を交互に行う習慣を付けるようにしてください。
この本もオススメ
タイトル
「超」集中法 成功するのは2割を制する人
おすすめ度 ★★★★☆☆
この本は集中力をつけるための本ではありませんが、同じ集中ということでご紹介いたします。
世の中に情報量はいっぱいあるけれど、ほんとうに大事な部分は全体の2割部分でその2割を制することの大事さを説いています。
勉強ができる人は基本的に効率的です。
そうした勉強ができる人の頭の中がどのようになっているのか?をこの本を読むことで理解することができるのではないでしょうか?
新書なので高校生であっても簡単に読めますね!