「僕もその参考書買うことができますか?」
それが彼の第一声でした。
これは今年の受験生用だからね・・・
もちろん、彼への販売はお断りでした。
なぜなら2014年のセンター対策でしたので高校2年生時点で購入しても意味がないからです。
私たちは受験生にとってムダなものは一切してもらいたくなかいのです。
その代わりに・・・
センターが終わって私たちが落ち着いたらもう一度勉強相談をおこなうことにしました。
もちろん、無料です(笑)
そして、
1月29日(水) 2度目の勉強相談の日
私「早速だけど、前回私が与えた宿題はしてきましたか? 第一志望校を決めるということです。」
彼「はい、決めてきました!
いろいろ考えましたが慶應の経済学部に入学したいです!!! やはり慶應だといろいろなチャンスが得られると思いますし、
HIRO ACADEMIA さんが入りやすいと言ってたのがきになったのもあります笑」
*実は・・私は受験相談をした塾生には必ず慶應の経済学部を勧めます笑 母校だからというのもありますが、実は慶應の経済学部ってちゃんと対策をすればかなり入りやすいお買い得な学部なのです。私も入学したのはかなり前(6-7年前)にはなりますが、対策をきっちりしたおかげで滑り止めを受けずに受験校を慶應経済だけに絞り合格しました。
私「いいね〜
慶應経済ならば入るのは明確なプロセスがあって簡単だから慶應経済にしよう!」
彼「はい!で、そこでおねがいなのですが、ぜひHIRO ACADEMIA に入塾をしたいのです!というのも僕は田舎暮らしで予備校も家のそばにありません。。 予備校もどこも同じようでちがいがわかりません。」
私「なるほど! というかそもそも予備校に行ったら君みたいな非進学校の子は早稲田や慶應に合格することは難しいよ〜 なぜなら、予備校ってのは大人数でおこなうためレベルを高い子にあわせなければいけないんだよ。レベルの高い子にあわせることでその子たちが合格していく。しかも彼らは特待生でお金を払っていない。一方君たちのような非進学校の子は授業の内容についていけないばかりか、彼ら特待生のためにお金を高めに払うことになっている。そうじゃないと予備校は経営していけないからね笑
もう少し具体的に…
「ちょっとこの図をみて!
「予備校の早慶コースってあるでしょ? あれの人口って200人いたとすると大体こういう構成比になってるんだよね」
「上から上位の20人が予備校の実績を作る人たち、もちろん特待生でお金は一切払っていない笑
これを実績作るくん。
その下が予備校にいくとわかるんだけどいつも机の前の方に座っていて先生の授業を盛り上げる人たちがいるんだよね。勉強は上位の人たちに比べると全然できないんだけどやけに先生と仲良い人たち。
私はこれを信者ってよんでる笑
で、最後にただ何も考えずに予備校にいけばうかるって考えで予備校に来てるだけって子たち。予習も復習も大してしていない。
ただお金をはらってるだけ。
私はこれを養分くんって呼んでる笑 大体予備校の早慶コースってのはこんな感じの構成比になっている。
もちろん、養分くんがうかるはずもなくて受かるのは一番上の実績作るくんと信者から数名です。
これが現実です。」
「さらにもっと黒い裏側をいうと、
予備校側からすると養分くんは勉強ができようがどうでもよい。
チューターは頑張って!と口先では言ってちゃんと先生の授業を聞いてねといってるけど、実は浪人コースを裏では用意している笑
結局養分くんはいつまでたっても養分くんということ。しかもそれに養分くんは気づいていない。
なぜなら、予備校側は自分たちが生徒に勉強させる仕組みを用意していないのに受験の結果、責任をすべて生徒に負わせている。
確かに、勉強の結果がでないのは本人の責任ってのはあるけれど、復習しなさい!とかちゃんと勉強してね!としか言えない塾は責任をとる必要があると思う。だって受験生、特に現役生なんて勉強の方法が全くわからないから予備校に来ているのにそのわからない受験生に対してただ復習しなさいとか講座とりなさい!とかしかいえないのはね。。。
気合いでがんばりなさい!と言ってるのとほとんど同じだよね笑
ちなみに私の塾では勉強に入る前に勉強の方法から学んでもらうからね笑
これです。
まあこれはいいや。
大体予備校の構造はわかりましたか?
こういうの知らないと君は永久に搾取されるからね〜
早稲田や慶應に入るのは難しい!→だから予備校へ
これが彼らの宣伝文句。
私は早稲田や慶應に入るのは簡単! 方法は無料で教えてあげる。
この勉強方法を私のやり方でつづけることができるなら早慶レベルの学力は簡単につく。
続ける自信がないなら入ったら?というスタンスです。
だから正直入っても入らなくてもどっちでもいいんだ笑
君の入塾したい気持ちはわかったけどうちはかなり厳しいし、
途中でやめられて文句を言われるとこまるから中途半端な子の入塾はお断りしてるんだけど・・・ そこは大丈夫ですか?」
彼「はい大丈夫です! 先生のもとで勉強をさせてください。!」
私「オッケーじゃあ2月からなんでお願いします! じゃあ今日はここまで、また後で詳細のメールを送ります」
この日を盛って彼はHIRO ACADEMIA に入塾しました。
これから実際の勉強がはじまるわけですが、続きは次回で!