これまで様々な学生の勉強の状態を見てきましたが、勉強ができるようにならない生徒には一貫した共通点がありました。
「良い参考書がほしい!」
「評判の良い先生の指導を受けたい!」・・・
などなど
方法論ばかりに頼って自分では全然勉強しないで愚痴をいうのではなく、以下の「勉強ができるようにならない生徒の共通項目」に自身があてはまっていないかを確認してみましょう!
脳の体力がない
勉強を長時間できない、難問とずっと向き合い続けられない…。
こんな悩みを抱える人は、勉強を行う上での「脳の体力」がないという共通点があります。
勉強やテストでは大量の脳のパワーを消費するため、普段の学習を通して、脳と体を鍛えておく必要があるのです。
また「何をやっても集中力が続かない」という皆さんの中には、糖質制限ダイエットなどによって、脳が栄養失調になっているケースも多く見受けられますので、受験勉強に励む皆さんは、なるべくバランスの良い食事を通して脳と体に体力を付けることを実践すべきと言えるでしょう。
受け身である
いろんな学習塾に通ってもぜんぜん成績がアップしない場合は、「学校や塾で行われている授業に対して受け身である」という問題が考えられます。
積極的に学習塾に通っている人は、疑問や不明点が出てきた時に「積極的に友人や先生に質問する」という行動を起こします。
これに対して受け身の方々の場合は、学習中にわからないことが出てきても、「何を質問すれば良いのかわからない」とか「学習塾に通っているのだから、誰かがサポートしてくれるだろう」という状態に陥っているため、どんなに通学しても全く成長しないまま月日が経ってしまうのです。
「勉強ができない人」から脱するには、受動的な考え方をやめて積極的に質問や復習をすることが大事となりますので、まずは「自分はどういうスタンスで勉強と向き合っているのか?」という点を確認してみてください。
真剣に取り組むことができない
勉強ができない人の中には、「真剣に取り組んだ経験がない」という方々も多く見られます。
小中学生時代に部活や習い事を通して「一生懸命何かに取り組む」という経験をしていない人には、試験までコツコツと同じ努力をする勉強の重要性がわかりません。
またこのようなタイプの中には、一生懸命頑張ること自体に恥ずかしさを覚えている方々もたくさんいますので、まずは「頑張る喜び」や「一生懸命になるメリット」を知ることから始めてみてください。
まとめ
勉強ができるようになるためには方法論も勉強の方向性を間違えないためにはかなり重要です。
ですが、方法論ばかりに頼って自分でそれ相応の勉強をしなければいつまで経っても勉強はできるようになりません。
特に勉強の初期段階に限って言えば、質よりも量の勉強が非常に大事になってきます。
十分量をこなしてない段階で勉強ができない子は上記のような症状が出てくることが多いです。
勉強は才能は一切必要ありません。日々の行動を変えることで、習慣が変わり、必ずできるようになります。
頑張りましょう!