なぜ覚えることができないのか?世界的に有名な暗記術を大公開

なぜあなたは覚えることができないのか?

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新しい単語を覚えようとしても、なかなか記憶することができないと悩んでいる人は、とても多いことでしょう。これはある程度仕方がないことで、ごく稀にどんなことでも簡単に覚えることができてしまう超人のような人もいますが、普通の人はよっぽど好きなことではない限り、必要な情報だと脳が判断してくれないので、すぐには記憶してくれないのです。そこで、大抵の人は自分独自の暗記学習をしてしまいます。

しかし、実際はほとんどの人が、決して効率的とは言えない方法で暗記学習してしまっているので、なかなか成果が出ず、時間ばかり浪費してしまっているのが現実です。では、限られた時間の中でどうやって効率的に新しく単語を暗記したらよいのでしょうか。それには、人の記憶のメカニズムをしっかりと理解する必要があります。

大事なのは繰り返して行うこと!

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実は人の脳は好きなこと以外にも、記憶を定着させる方法を2つ持っていると言われています。それは、反復練習をし続けた時とショックを受けるような出来事が起きた時です。特に反復練習は単語などの、単調で数量の多いものを脳に記憶させる為には、必須の学習法だと言えます。高校生にとっては、繰り返すと言われてもイメージしづらいかもしれません。ですが、部活の練習でできるようになるために同じことを繰り返すということを理解してもらうえると思います。同じことを繰り返していると何か進んでいないように思えて嫌な感じがしますが、部活で成果を出している人を見ると必然的に基本的なことを何度も何度も繰り返している人というのが理解できると思います。

具体的にどうすればよいのですか?

やり方はとてもシンプルです。まず500から1000個の単語を一度に一気に確認することから始めます。ここで重要なことは、最初から完璧に覚えてしまおうとしてはいけないことです。なぜならば、約1000個もの単語を最初から時間を掛けて1つずつゆっくり覚えても、1000個目を覚えた頃には、最初の方の単語をほとんど忘れてしまっているからです。これでは、とてもモチベーションが続きません。そこで、初めは半分以上忘れてしまってもよいので、一気に500から1000個の単語を1時間から1時間半でさらっと確認してしまいましょう。その後、20分以上休憩して頭をリフレッシュさせます。それから再び、同じ単語を1時間くらいで確認します。今度も完璧に覚えてしまわなくて構いません。この作業を1週間から1か月毎日欠かさず繰り替えせば、反復練習を使って確認した単語の80パーセントから90パーセントを覚えることが可能です。

世界的にも有名な記憶法なので、ぜひ実践してみてください!

実はこの方法は心理学者のエビングハウスが見つけ出した、忘却曲線を上手く利用した有名な記憶法です。特に英単語や漢字の記憶法として、言語学の研究者から効果的な記憶法だと言われています。もちろん、英単語や漢字だけでなく、誰でも受験勉強において、様々な記憶を必要とする学習に応用することができます。

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