テレビ欄だけでは収まらない!受験生における新聞活用方法を伝授!

受験生にも新聞活用のメリットがある!

毎日自宅に届く新聞は、テレビ欄だけに使うものではありません。特に受験生や就職活動中の学生の場合は、普段から新聞を読んでいる人が本番で良き結果を出せる傾向がありますので、少しずつでも自宅にある新聞に触れる機会を設けた方が良いと言えるでしょう。また自宅で新聞を取っていない場合は、通学電車やバスの中で各新聞社のスマートフォンアプリを活用するのもおすすめです。
今回は皆さんに実践していただきたい、「受験生新聞を読むメリット」をご紹介していきます。

入試問題は新聞記事から作られる!

朝日新聞社で2015年の入試問題の出題調査をしたところ、250校が朝日新聞の記事から出題していることがわかりました。日本経済新聞や読売新聞、毎日新聞という朝日新聞以外の記事も入試問題に使われることが多いため、普段から新聞を読む習慣を付けることで、「新聞ならではの文体に慣れる」というメリットが得られるのです。特に朝日新聞の出題大学数は全体の40%以上となっていますので、受験科目に現代文や社会がある方々は、朝日新聞のニュースアプリをダウンロードしてみても良いでしょう。

天声人語で読み書きの能力を養う!

朝日新聞の朝刊に掲載されている天声人語は、600文字前後で時事の話題が書かれている、受験生におすすめのコラム記事です。天声人語を毎日読んでいる人は、1分以内で全ての内容を頭に入れることができるため、速読のトレーニングとしても適した記事となっています。またたったの600文字で構成されている天声人語は、毎日の学習ノルマに設定しても無理のない文字数となりますので、現代文のスキルを高めるためにぜひ習慣化してみてください。受験科目に小論文がある人には、天声人語をノートに書き写すという学習法もおすすめです。ベテラン記者によって書かれた文章を写していると、文章の表現力や構成力、語彙力が身についていきます。Amazonなどでは天声人語専用のノートも発売されていますので、現代文と小論文対策の一環として購入してみても良いでしょう。

社説や投書欄で柔軟性を養う

読者や記者によって書かれた社説や投書欄は、常識にとらわれない柔軟な脳を鍛える上で非常に適した内容です。記事によっては「それは違うと思う!」と批判したくなるような内容もあるかと思いますが、この学習法の重要性は「そんな考え方もあるのか!」と気付くことにありますので、全体把握力や問題解決力を養うトレーニングだと思って、時間のある時に読んでみてください。社説や投書欄を継続的に読んでいると多角的に物事を考える力が付き、理系科目の成績も伸びやすくなります。

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