理論的に英熟語を覚えるにはこの一冊! 解体英熟語の使い方

使用教材

解体英熟語

完成までの期間

6~7ヶ月

 

使い方

  • まだ熟語を覚えきってない方
    →裏の熟語の解説を見て熟語の意味と熟語がどのようになっているのか?を理解してから
    問題を解いていく。
  • 熟語の暗記はもう終盤の方
    →表の問題を解くことを主軸においてわからなかった問題には印をつけてから勉強をしていく。

 

なぜ類義語と対義語の把握が必須なのですか?

英語には1パラグラフ1メッセージの原則があります。

この原則に沿って英語の単語は形を変えていきます。筆者の分脈にそって、単語が形を変えていくのです。

この形の変わり方を知るためには類義語、対義語がわかっていないといけません。

以下の文章を見てください。早慶の入試問題で頻出のEconomistからの引用です。

FOR a decade Sweden could plausibly claim to be Europe’s most successful economy. Anders Borg, the (formerly pony-tailed) centre-right finance minister since 2006, likes to trot out numbers for his time in office: GDP growth of 12.6%, a rise in gross disposable incomes of almost 20%, a budget moving into surplus and a public debt barely above 40% of GDP. These figures not only outshine Britain and the euro zone; they also eclipse America. (引用*  The eight-year itch Economist sep 13th 2014)

この文章で色を塗ってある部分が単語が形を変えている部分です。

厳密に見ていくともっと沢山ありますが、最低でもこの程度はあるのです。

これを理解するためには類義語と対義語を覚える必要があるのです。

 

なぜこんな原則を使って読んでいかないといけないのですか?

確かにこれを使うのは非場に面倒くさいと思います。

私も最初はそうでした。

こんな原則、中学高校と6年以上英語の勉強をしていて1回も習ったことがありません。

学校の先生も「英語は普通に読む!」としか言ってくれません。

日本語と同じように普通に読んで早慶レベルの問題を解けるのであれば全く問題無いです。

でも解けないんですね・・

 

例えば・・・

先ほどの問題の最初の赤文字を①という空欄にしました。

FOR a decade Sweden could  < ① > to be Europe’s most successful economy. Anders Borg, the (formerly pony-tailed) centre-right finance minister since 2006, likes to trot out numbers for his time in office: GDP growth of 12.6%, a rise in gross disposable incomes of almost 20%, a budget moving into surplus and a public debt barely above 40% of GDP. These figures not only outshine Britain and the euro zone; they also eclipse America. (引用*  The eight-year itch Economist sep 13th 2014)

普通に読んでいたら、選択肢を見て”なんとなく”これ!みたいな選び方しかできません。

空欄補充問題って非常に根拠が取りにくいのです。

これが論理的に読めている人だと1パラグラフの論調の方向性は、

1パラグラフ内はず〜と同じというのがわかっているので1つの単語の形が変わるまで待って、

正解に根拠を持って答えることができるのです。

だから、英語は受験生がこれまで適当に読んできた読み方で読むのではなくて、

論理的に読めるようにならないと早慶レベルで答えを根拠を持って答えることができないのです。

 

熟語には前置詞のイメージが必要不可欠

熟語というのは、多くが動詞と前置詞の塊で作られています。

前置詞を「on=上に」のようにわけのわからない

単純暗記をしていては非常に効率が悪いです。

ではどうしたら良いのか?

以下の図を見てください。

前置詞イメージ

あなたはon に対してこのようなイメージを持っていますか?

英語上級者は前置詞の感覚に優れています。

ですから前置詞がわからない=英語ができないと言っても過言ではないのです。

英語はほとんどが前置詞を伴って文章を完成させています。

その一つ一つの前置詞に対して上記のようなイメージを持てるようにしてください。

「熟語を覚えていく」というのは、

英語の熟語のイメージを自分の中に取り込んでいく作業であると考えたほうがいいでしょう。

前置詞のイメージをひと通り目にしたいのであれば、以下の書籍がお勧めです。

 

解体英熟語と速読英熟語ではどちらが良いのですか?

熟語の網羅性、一つ一つの熟語に対しての説明から考えると解体英熟語です。

速読英熟語では文章内で覚えるというのは英語初心者にとっては効率が悪いです。

一つの熟語に対して一つの意味しかないので、単純暗記になってしまうおそれがあります。

受験は制限時間があるもので、単純暗記をしていて効果がでるのは最初だけです。

試験で効果を出すためにも少し大変ですが意味を覚えて本質的な勉強をしていきましょう!

もう少し解体英熟語と速読英熟語について知りたい方はこちらから

取りくむ順番はどうしたら良いですか?

  1. 必修語の1語1義→重要語1語1義→必修語
  2. 重要語の言い換えを覚える→その他の重要語
  3. その他の重要語[上級編]1語1義→その他の重要語
  4. その他の重要語[上級編]の言い換え

解体英熟語にはカード版もあるのでどうぞ!

 

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解体英熟語の最新版の使い方はこちらから

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