ただいま関東では台風が近づいています。
雨の日ってなんか体調がよくないな・・・ って思うことありますよね?
私だけでしょうか?
これ気になったので、今回は科学的に関係があるのか?どうか調べてみました。
台風と人の体調の意外な関係とは?
晴れている日と雨が降っている日の重要な違いってわかりますか?
「気圧」です。
この気圧が違うと私たちの体の働きって全く変わってくるのです。
晴れてる時の気圧はどうなってるのですか?
晴れの日は気圧が高いです。
これが意味するのは空気中の酸素の濃度が高くなり、「交感神経優位」の状態になります。
どういうことかというと強い光、良い天候は神経伝達物質に作用し、交感神経に働きかけてセロトニンという成分の分泌を促します。
その結果、人間の心と体を覚醒させるのです。この結果、晴れている日は元気に何事もやるきになるということが科学的にわかりますね。
ちなみに「交感神経優位」とは・・・
運動をしている時、私たちは興奮している状態となります。この時、心臓の拍動数は早くなり、汗が分泌されるようになります。
このように、体を活発に活動させる時に働く神経が交感神経です。交感神経は「闘争と逃走の神経」と呼ばれています。
闘争として相手と戦う時、体は緊張して心臓の鼓動は早くなり、血圧が上がります。相手をよく見るために瞳孔は散大し、呼吸は激しくなります。同じように、自分を狙う相手から本気で逃げる時も体は興奮した状態となります。
体が活発に活動している時を想像すれば、交感神経が興奮した時の働きを容易に想像することができます。
本文引用:役に立つ 薬の情報 專門薬学
一方で雨の日は気圧がどうなっているのですか?
天気の悪い日は、強い光がないので、上記の現象とは逆のことが起こります。
「交感神経」が優位になるのではなくて、「副交感神経」という部分が優位になるのです。
「副交感神経」とは・・・
「副交感神経は交感神経の逆の働きをする」と考えれば良いです。交感神経は運動時などの興奮した時に活発となるのに対して、副交感神経は体がゆったりとしている時に強く働きます。
例えば、食事中は気分を落ち着かせて食べるのが基本です。睡眠中も同じように体を休めている状態です。このように、食事中や睡眠時など体を落ち着かせている時に強く働く神経が副交感神経です。
これら体を休めている時の状態を想像すれば、副交感神経がどのような働きをするかを容易に理解することができます。
例えば食事をしている時、胃酸がたくさん分泌されて腸の運動は活発になります。副交感神経が興奮することにより、食物の消化に関わる機能が活発になります。また、副交感神経は交感神経と逆の働きをするため、心臓の機能は抑制されます。
本文引用:役に立つ 薬の情報 專門薬学
その結果、雨の日は晴れの日に比べてやる気が起きなかったりするということです。
雨の日はじゃあ勉強しなくていいの?
それはだめです笑
気圧の低い日には循環機能が低下しているので循環機能をあげてやる運動をするとよいそうです。
ヘルスアドバイザーのイシカワさんの「肩こり解消情報センター 湿布・ツボマッサージ・ストレッチで治す!」にある記事で天気が悪い日に循環機能を上げるためのストレッチの方法がご紹介されているので雨の日のやる気のなさに困っている学生は試してみては?