次の日本語を英語に訳しなさい。
私は昨日テニスをしました。
I play tennis yesterdays.
これはHIRO AcademiAに入塾した現役高校生が1番はじめての作文のテストで記入した答えです。
どこからどうみても中学1年生の英語の教科書にでてくるレベルの問題ですね。
どこにもトリックはありません笑
これからお話するのは、2014年2月にHIRO AcademiAに上記のような状態で入塾して
4月,5月の模試で偏差値70を超えた受験生のことです。
(現在まだまだ絶賛受験生なので結果をお知らせできないのが残念です。)
時はちょっと遡って
2014年12月20日
世間がクリスマスで浮かれているころ、HIRIO AcademiAでは受験生の対策をしていました。
そんな中、AcademiAの受験相談に1通の連絡が届きました。
<以下は実際のフォームに記入された内容です>
あなたの志望校を教えてください。 | 学年を教えてください | あなたの偏差値を教えてください。 | これまで使用してきた教材を簡単にご記入してください。 |
早稲田大学か慶応義塾大学 | 高校2年生 | 進研模試 偏差値59 | 英語 文法アップグレード ターゲット1900を1500まで 単語王 フォレスト←持っているだけ ビジュアル英文解釈←まだ20まで 解体英熟語 |
HIRO AcademiAの受験相談は入塾しようがしまいが誰にも行っています。
彼もそんな高校生の中の一人でした。
この受験相談のフォームを受け取ったあと、
私は彼にメールをして受験相談の日程を「2日後に実施しよう!」ということで決定しました。
2日後 -受験相談の日-
私が彼に話した第一声は、
『志望校はどこにする?』 です。
この言葉を聞いた彼は少し不思議そうな感じでした。
なぜなら彼は具体的にどうしたら偏差値が上がるのか知りたかったからだと思います。
勉強相談という名前からすれば当然ですよね笑
普通の人であれば相談をすれば現在の勉強の状況を教えれば、
その後どうしたらよいか?を明確に教えてもらえるのではと期待に夢膨らませてわくわくしていると思います。
ですが、
HIRO AcademiAでは受験生には、必ず明確な志望校を決めてから勉強相談に入ります。
なぜなら私たちは勉強を教える塾ではなく、受験生を志望校に導く塾だからです。
受験生を志望校に導くには必ず明確なゴールが必要なのです。
だから私は必ず志望校と、そこに結びついた将来の夢をお聞きしています。
もうちょっとわかりやすく受験の構造を説明すると…
受験はマラソンと同じです。
現状の成績というスタートがあれば
必ず大学へ合格するというゴールがあるのです。
マラソンの場合は42.195キロという具体的かつ客観的な数値でのゴールがありますね。
だから対策をたてられるのです。42.195キロを走るためにどうするか?を考えて日々どうしようか?ということができます。
だから私は受験でも必ず明確なゴールを決定しています。
早稲田、慶應ならどこでもいいという受験生は明確なゴールを設定していないため合格することは難しいです。
もちろん、偏差値70近辺の進学校に通っているのであれば話は別です。お好きな大学を選ぶとよいです。
今回のケースのように低い偏差値から早稲田や慶應に合格したいのであればまず明確なゴールが決まってないと合格は難しいです。
第一回目の勉強相談も上記のようなゴールを決定することの大切さを話して、終えました。
勉強については基礎の大事さを話しただけでほとんどしてないです笑
現在でも大抵1回目の受験相談はこのケースが多いですね。
多くの学生はそのあとメールをしてもほとんど音信不通になりますが笑
彼もそんな多くの学生と同じかな〜と思って、
気にも留めずに私は2014年度の受験対策をしていました。
2015年1月1日
HIRO AcademiAでセンター対策を発売しました。
この時期になってもセンター対策をできてない学生が多く、
また田舎にすんでいるとよい塾もなくて困ってます(泣)との声を聞き作成しました。
文法問題を短期間に500問近く解いてもらうなど、アクセント発音すべての大問の対策をしていたため、
大絶賛でした。
そんな中、なんと先ほどの学生から連絡がきました。。