以下が相談内容です。
慶応義塾大学 商学部 / 経済学部
現役(高2)
高2.進研模試総合学力テスト11月
国語47点:偏差値55.2
数学28点:偏差値47.6
英語25点:偏差値45.8
日本史B36点:偏差値48.4
河合塾 全統高2模試11月
国語37点:偏差値35.4
数学55点:偏差値43.7
英語33点:偏差値35.4
11月の模試が返ってきて悲惨すぎて言葉が出ませんでした。慶應に行きたいとか夢を見るのも終わりにした方がいいのかなって思っちゃいます。こんな私では慶應に合格するのは難しいでしょうか?
ACADEMIA’S ANSWER
結論から言えば全然無理ではないです。正しい勉強をしていないのであれば成績が上がらないのは当然です。おそらく質問者さんの場合は慶應大学に長文が出題されるからといっていきなり長文の勉強から入ってしまったのでしょうか?その気持は私も最初はそうだったのでものすごくわかります。特に勉強の初心者だと何をしていいかわからず右往左往してしまいがちです。ですが、ここで一歩踏みとどまりましょう。英語の長文というのは基礎力のカタマリです。英単語、熟語、構文、文法といった英語の基礎ができていて始めて理解ができるようになるのです。ですから、英語長文をこれ以上勉強していても成績が上がらないのは当然です。まずは基礎固めを行っていきましょう。英語は質問者さんのレベルであれば中学レベルから復習をしたほうが良いです。中学レベルの文法、単語が100%の精度できていることが大前提です。
中学レベルの英文法、単語が100%の精度でできている状態はどのような状態なのか?
中学レベルの英文法、単語が100%できている状態とは、文法項目の場合であれば英文法を理解して、自分で英作文を作れる状態がベストです。この状態が100%中学英文法が使いこなせている状態です。文法問題が解けるかどうか?で判断してしまうと 独学でやっている場合はどうしてその問題の答えの根拠がそれなのか?ということに答えきれずに、問題を覚えていて答えを出すことが多くなってしまっています。文法などの理論を覚える際にやってはいけないのはよくわからないけど形を覚える・・・ということです。これをやってしまうと後々成績を上げることができません。
わからないことにはわからない、わかることにはわかると正確に場合分けをして自身の中に英文法の体系を構築していきましょう。
中学レベルの英文法ができていれば、正直高校英文法は範囲は多くないのでスムーズに理解が進むかと思います。たとえば、受験生がよく苦しむ、仮定法を理解するためには時制を理解していないといけません。これを時制が理解できてない段階で仮定法を始めるから理解ができなくなってしまうのです。できることからコツコツやっていけば必ず慶應大学の問題であっても解くことができます。がんばって下さいね!