早慶の英語長文を偏差値30から読めるようになるための勉強法【ステップ3】

偏差値30から早慶の英語を読むための勉強法

早慶の英語長文を偏差値30から読めるようになるための勉強法

ステップ1:早慶の1文を完璧に読めるようになるための勉強法

ステップ2:早慶の1パラグラフを完璧に読めるようになるための勉強法

ステップ3:早慶の2パラグラフ以上を完璧に読めるようになるための勉強法

 

ステップ3 2パラグラフ以上からなる長文の構造を理解できる

目標到達までにかかる期間:2〜3ヶ月 徹底対策3 おそらくこのレベルまで到達することができる受験生は全受験生の5%程度だと思います。

ですが、当日解く問題は全く同じ。

漫然と長文を解いていた生徒も筆者の主張を完璧に理解できていて、

長文対策が完璧な生徒も解く問題が同じなのです。

これだと入試が始まる前から結果が決まってますね。

ですから、以上のチェックポイントを漏らさずできるようにしてください。

 

長文全体で筆者が言いたいことは何ですか?

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ステップ2では1つのパラグラフで筆者が何を言いたいのかを見抜いてきました。

これは一つのパラグラフ内で筆者の感情がこもった単語を見つけるだけなので難しくないですね。

ですが、今回の場合は2つ以上のパラグラフから構成されている文章で筆者が何をいってるのか?

を見抜いていきます。

 

実はこれ、意外と結構難しいです。

 

動作で言えば、1パラグラフごとに見ていた筆者の主張を、

長文全体に拡大してパラグラフごとの重みの違いを理解するだけなんですが・・

パラグラフとパラグラフがどのような関係になっているのか?

どのような表現を使って文章が構成されているのか?

こうしたことから総合的に判断して、文章全体の構造を考えるようにならないといけないのです。

このレベル感に到達するには文章全体の構造を図で表せるようにならなければいけません

 

  図で表すってどういうこと?

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パラグラフとパラグラフを比べて文章がどのように構成されているのかを図式化して、

何が一番大事なのかを見破ることです。

上記の写真は一例ですが、このような写真の形になることもあります。

上部の四角の一つが一つのパラグラフになります。

このようなパラグラフでの構造を図式化することを日頃やっていると、

入試本番でも頭の中に図が出てきてすぐにパラグラフ構造がわかるようになるのです。

 

図で表すことは何がいいのか?

文章全体の中で何が一番大事なのか?がわかり、文構造をすぐに見抜くことができるようになるので、

超速読に繋がります。(一般的な受験生の読解スピードの3~4倍は早くなります。)

最終段階までいくと文章を全部読まなくてもどこが大事かそうでないか?を

すぐに把握することができるので、問題を読むことに集中することができます。

もちろん、速読=全ての文章をただ読み飛ばすことではありません!

文章全体の中で大事なところと大事でない部分をすぐに見抜くことができるという意味です。

慶應早稲田を”本気”で目指すのであれば必ず、この段階までクリアしてください。

 

速く読めるようになると何がいいのか?

問題の解き方

 

上記の図を見てください。

この図は早慶の英語上級者が英語の問題を読んで解いていく際に、

無意識にしているプロセスを図解したものです。

今回の速読というのは②のプロセスを早めることに繋がります。

ここが速くできると③の問題に答えるという段階に集中することができます。

英語の点数が安定していない人の原因によくあるのが、

文章の構造化と問題に答えるプロセスを一緒にしてごちゃごちゃのまま解いているケースです。

早慶レベルの英語は日本語で読んでも難しい内容の長文です。 こ

のレベルの長文をわけもわからないまま読みながら解くのは、点数を下げるだけなのです。

 

頻出テーマを網羅して有利に戦う

大学入試には頻出のテーマがあります。

この頻出のテーマの主張がどのような展開でなされれているかを見たり、

どのような点が論点になっているのかを理解することも上図のプロセスの①予想を早めることになります。

入試では答えを出さなければ点を取ることはできません。

ですからいかにして、問題を解く以外のプロセスを早めていくかが大事な点となっていきます。

*大手の予備校に通っているのであれば、テキストで賄われていると思うので別途教材はしなくても良いです。せっかく通っているのであれば予備校のテキストを完璧にしてください。独学の方は推奨テキストに載っている問題を読んで下さい。

入試までに時間が無ければ日本語でテーマとその結論、どういった議論がなされているのかを確認してください。

これだけでも、十分論理の展開していくかの予想に繋がります。

 

さらに、他の受験生から一歩進んだレベルに達するためには…

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前置詞をイメージでとらえられるようになってください。

イメージでとらえるというのは、on=上に、under=下に という機械的な訳で覚えるのではない!ということです。

 

英語は言葉です。

 

そうした機械的な訳を覚えても使うことはできません。

抽象的な言葉を通じて、その言葉が意味する情景が目に浮かぶレベルにならなければいけません。

そのために必要なものの1つが、前置詞です。

 

前置詞ごとのイメージを理解して、前置詞それぞれの違いのイメージを頭の中に入れてくださいね。

 

ステップ3をクリアするためのAcademiA推奨教材

横山雅彦の英語長文をロジカルに読める本 客観問題編 

ステップ2で行なった横山さんの参考書のもう1冊です。 表紙の色が紛らわしいので注意してください。

さらにもう一冊記述問題編もでますが早慶志望の方であれば必要はありません。

*使い方はこちらから

 

大学入試よく出るテーマ読み解き英語長文800

 

1億人の英文法  

 

★余裕がある人はネイティブスピーカーシリーズの前置詞編を読む

 

解体英熟語 

使い方はコチラから 

 

仕上げに…

精読の極意

以上がAcademiAが偏差値30でも早慶に合格するために使用している推奨テキストです。

詳しい使い方はこちら

 

早稲田大学人間科学部の過去問

▶人間科学部の問題はパラグラフ数が少ないので筆者の言いたいことを掴む練習になります。

またテーマが文系や理系とさまざまな分野から出題されます。

早慶レベルの英文で色々な文章を読みたい学生にとっては早稲田大学人間科学部の問題はうってつけなのです。

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