使用教材
7日間で頭が良くなる本
完成までの期間
2~3週間
使い方
現代文を解くときに必要な思考法や、必要な概念を説明してくれています。
はじめから読んでいき、適宜メモ書きをして理解をしていくと良いです。
この参考書のポイント
他の参考書では半ページほどしか紹介されていない概念に対して、2~3ページ(時には6~7ページ)を割いて、
図入りで丁寧に説明されています。
なぜ現代文の単語を覚える必要があるのでしょうか?
受験生がこれから読むことになる評論文はこれまで高校生が読んできた文章とは、全く趣がことなります。
ほとんどの受験生が評論文なんてものは受験になるまで読んだことがないでしょう。
これまで受験生が読んだことのある文章はファッションやマンガゲームスポーツなどの
比較的具体性の高い文章でした。
そうした文書は単語を聞けばそのものズバリがイメージできるものですね。
ですが、受験生が読まなければいけない評論文は、人類レベル、国家レベルでの話であり抽象的です。
要は抽象的というのは誰にでも当てはまることなので、具体的にそのシーンを思い浮かべることが難しいのです。
この難しさが評論文が難しい理由です。
そうした抽象的な文章を少しでも文章をイメージして具体化して読み進めるための道具が現代文単語なのです。
現代文単語には、
読解の際のキーワードとなる単語と
受験生が考えるための視点を与えてくれる参考書の2タイプがあります。
この参考書は後者ですね。
どうやって考えたら良いのか?の視点を与えてくれます。
この本を読んだからすぐに偏差値が上がるということは一切無いですが、
この本に書いてあることを問題を解いている時に実践してみると、
考える力が高まっていくことが実感できるかと思います。
紹介されているキーワード
カテゴリ/主観と客観/時間と空間/イデア/運動として捉える/弁証法/差異として捉える/構造主義/因果関係/人間にとっての意味
著者からのメッセージです
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受験までまだ時間がある方用の本ではありますが、是非一読してみてくださいね。