使用教材
入試までに必ず読んでおきたい 現代文テーマ別頻出課題文集
完成までの期間
1ヶ月~2ヶ月
使用者想定レベル
中級者〜上級者向け(偏差値65以上)
センター試験やMARCHの過去問なら文章構造は取れるのだけれど、早稲田の問題となると何を言ってるのかがよくわからない学生。
この参考書を完璧にしたらできるようになること
早慶の問題であっても言っている意味がよくわからないということを解消します。。
早慶の問題を読んでいて「これ読んだことあるな!」という既視感を抱くことができます。
*ただ文章を読解力を上げるための本なので早稲田レベルの問題をどのように解いていけば良いのか?ということが知りたい学生は、現代文と格闘するをご覧ください。▶使い方はこちら
使い方
1日3~5個の文章を読んで要約してください。
時間がない場合は、読んでいくだけで早稲田大学の現代文の頻出テーマの確認になるので力をつけることができます。
この参考書を使用する目的
この参考書では単に早慶にでそうな出典を当てッズポウであてていくといったものではありません。
タイトルには入試頻出とありますが、 本文内で筆者は
現代文における「頻出」は、現代人にとっていつも、常に身の回りにあり、様々な形で
私たちと絶えず関連してくる重要な問題という意味である。
(市販の一般の参考書のような、
運良く出典を当てて、宝くじのような僥倖に与ろうという小賢しい意味で使っているわけではない)
と言っております。
筆者の意図としてはこの文章を読んで今後の人生の糧として欲しいという思いがあるようです。
AcademiAの使用目的としては、受験で活用するという目的に限らせてもらうことをご了承ください。
入試頻出分野の文章を読んで要約でまとめていくというスタイルです。
80文近くの評論があるのでかなり骨が折れますが、
これをやるのとやらないのでは早稲田の現代文を読めるかどうかが変わってきます。
上記のように全ての評論文に対して、どのような切り口で文章が書かれていて、
どのように文章が展開されているかが記入されています。
この参考書で扱ってるテーマ・文章
▶近代化を巡って
- 近代合理主義の光と影
- 人類社会の壮年時代
- 近代日本思想案内
- 日本人と自我の行方
- 明治の精神
- 都市の個性とはなにか?
- 日本の都市文化の特質
▶科学技術
- 近代科学の終焉
- 科学・技術の歴史の中での社会
- 先端技術のゆくえ
- 反科学論
- 科学とオカルト
▶モダンとポストモダンを巡って
- 読書の死と再生
- 「間」の力
- 政治と人間
- 政治学の終わり
- 迷走する日本資本主義
- バブルの経済学
- 近代の人間中心主義は何につまづいたか?
▶お金を巡って
- 永日小品
- 貨幣論
- 金銭と精神
▶現代世界を巡って
- 歓待の思考
- 国際化と「コミュニケーション」問題
- 「われわれ」と「他者」の分離
- 地域再生の経済学
- 変貌する都市のコスモロジー
▶情報化社会を巡って
- 速度礼賛から時の成熟へ 電脳社会での自己を保つ
- メディアと市民的公共性
- メディア・リテラシー教育
- 柳宗悦 手としての人間
- 考える身体
▶環境と生態系を巡って
- 要素をたしても全体にはならない
- なぜ環境破壊は食い止められないのか?
- 言葉のエコロジー
▶教育を巡って
- 知識の扉
- 学力は貨幣である
- 大衆教育社会のゆくえ
- 「個性」あおられる子どもたち
- 子供の民俗学
- 贅沢な読書
▶文化・文明を巡って
- 「文化の多様性」の危機
- 東アジア文明の語るもの
- アラブのものの見方
- 機会の平等と潜在的自由
- 新しい世界秩序を求めて
- 曖昧な日本語
▶日本・日本人を巡って
- 単一民族神話の起源
- 縄文に思う
- 日本人の宗教意識
- 庭
- 夏涼の法
- 建前と本音
- 建築の空間領域
▶人間の心を巡って
- 恋愛至上主義かもしれない
- コンプレックス
- 悟浄歎異
- 自由・空・只今
- 「まだ若い」はもう若くない
▶時間を巡って
- 「生物空間」を忘れた人類
- 近代的市民とその時間
▶病と老いを巡って
- 老いと人間の文化史
- 老いと病の違い
- 新しい再生観の誕生
- 病と科学
▶人間のことば・文章を巡って
- はじめに言葉ありき
- 日本語の年輪
- 人間と言葉の深淵
- 執筆態度で決まる悪文
- 書は何を表現するのか?
▶ 芸術を巡って
- 芸術鑑賞
- 日本美術を見る眼
- 飛鳥大和 美の巡礼
- 猫性
▶文学を巡って
- 抒情詩の運命
- 地上一寸ということ
- 俳句の宇宙
- 漱石の句の滑稽思想
- リアリズムの源流
- 堀辰雄または亡命作家
この参考書に取り組む時間があまりない場合は・・・
評論文を要約せずに、初めから読んで文章構造と文章の切り口を頭の中に叩き込んでください。
また入試まで残り2ヶ月未満など極端に時間がない場合は、読む必要はありません。
この参考書の前レベルにある読解を深める現代文単語を完璧にしていきましょう!