みなさんこんにちは!
今日は、
人間の記憶の仕組みをしることでどのように情報が一生使える記憶として残るのかの構造をお教えいたします。
まず以下の図を見てください。
ここでは外から人が5感で受け取ることをすべて「情報」として考えています。
その入ってきた「情報」を人は
- 感覚記憶(超短期記憶)
保持時間:数百ミリ秒
→単位がよくわかりませんが本当にすぐ忘れてしまうといことでう。 - 短期記憶
保持時間:15-30秒
- 長期記憶
保持時間:ほぼ永久
と場合分けしています。
なぜすべての情報が長期記憶にならないのか?
受験生からしてみればすべての情報が頭の中に残ったらすごい楽!と思う人が多いと思います。私もそう思います。笑 ですが、人間がすべての記憶を覚えていたら情報量の多さに圧倒されて死んでしまいます。 実はそれほど、私たちの生活には情報が溢れているのです。必要な情報だけが長期記憶として残していくのが人間が生き続けていくためには必要な能力なのですね。
必要な情報と不必要な情報というのはどのように区別されているのか?
実はこの区別というのは人それぞれ全く異なります。だから同じものを見ても、人によって全く受け取り方が違うのです。勉強ができる生徒というのは、この必要な情報だと思う感覚に優れています。なぜならこの感覚がないと全部不要な情報として何も頭に残りません。私の高校時代がこんな感じでしたね笑 なにを聞いてもほとんど頭に残っていない笑 予備校の授業を聞いてほとんど頭に残っていない方も注意ですよ。頭に残らない=記憶に残っていないということにもつながります。
情報を必要なものとして判断させるためにはどうすればよいか?
情報というのは必ず階層構造になっています。上にいくほどざっくりした区分け、下に行くほど細かい区分けとなっています。情報の階層の下部分をしりたいのであれば、まずは上の階層を理解しなければいけません。
ただこの説明だとさっぱりわからんという人が多いと思います笑
以下のピラミッドを見てください。 連鎖関係代名詞をつかって説明していきますね。
連鎖関係代名詞を知るためには、関係代名詞を知らない人が理解することは不可能です。
当然ですね。 関係代名詞をより複雑にしたのが連鎖関係代名詞なので笑
で、関係代名詞を知るためには文章が複文構造になっていることをわかってないと難しいですよね? ってこんな感じでどんどん上にすすんでいって、連鎖関係代名詞を知るためには英語の存在をそもそも知らなければいけない、という段階になります。
あたりまえですね笑
と、このように連鎖関係代名詞を必要な情報として理解するためには4段階を経ないといけないわけです。そうでないと、連鎖関係代名詞のことを理解できないので、脳みそは長期記憶として保存してくれません。
以上のように、脳の記憶の仕組みを知ることで少し、勉強がしやすくなりませんか?
今から実践してみてくださいね!
参照文献(興味があったらどうぞ〜)