第4回:現状を圧倒的に覆す勉強の質を上げる魔法の公式

非常識な勉強の技術

みなさん、こんにちは!

それでは本日も第4回を始めていきましょう。

第4回:勉強の質とは何か?

HIRO AcademiAでは勉強の質=勉強の方向と定義しています。

勉強の質を分解してみると、

考える力2

となります。

一度に全部話してしまうと、頭が混乱してしまうと思うので、”考える力” の部分からお話しします。

 

考える力とはなにか?

HIRO AcademiAでは考える力を言語化できることと同じことと考えています。

どんだけ色々考えていても

紙に書いて言葉にすることができない場合は考えたとは言えません。

人間の頭は絶えず色々なことを考えていて明確な言葉にして形にしてかない限り、「何をしていたっけ?」という状況になってしまうのです。

例えばこの文章を読みながら、文章に集中している方もいる一方で、多くの人が

「今日のご飯何かな?」とか

「好きな人は今どんなことしてるのかな?」

「明日の学校の課題やだなー」などなど盛りだくさんで全然関係ないことを話しているのです。

みなさんはどうですか?

 

HIRO AcademiAでは考える学生を養成していくために、

勉強したことを必ず言葉に落としてもらっています。

私たちはこの言語化する力を2つの方向に適用しています。

  1. できなかった、またはできた問題に対して原因を分析していこと
  2. 勉強をしていて湧き出てくる様々な気づきを蓄積してそこから自分でルールを作ること

今回は1つ目の原因分析について説明していきますね。

▶2つめの抽象化について気になる方はこちらから

 

原因分析とはなにか

皆さんは、できなかった問題に対して原因を考えていますか?

ダメな原因分析の例
・集中力がなかった
・意識が足りなかった

→この原因分析で次からどうしたらよいか行動に移せますか?

私はムリだと思います。

また次も同じ失敗を繰り返して、同じ原因分析をしてしまうことになります。

私がAcademiAの学生に必ず言っているのは、『なぜ?』を5回以上考えましたか?ということです。

大抵の受験生は直感で1回だけ原因らしきものを考えて対処してしまいます。

『なぜ?』を5回以上考えることで本質的な原因を探り出していくことで問題ができなかった本当の理由がわかります。

 

なぜなぜ5回分析実例

例えば、次の問題がわからなかったとします。

One evening as he wandered about the streets with his whole attention fixed on the sky,he fell into a deep well.

おそらく多くの受験生が迷うのはwithの部分ではないでしょうか?

この場合、まずなぜwithの部分がわからないのか?と考えます。

この段階で、普段の勉強シーンが思い出されるはずです。

そうすると、できない理由がそもそも付帯状況のwithのページをそもそも読んでいなかったことがわかってきます。

ここで頭を休めてはいけませんよ笑

ではなぜ読んでいなかったのか?と考える。

付帯状況のwithは大事ではない!と判断した自分がいたと仮定します。

確かによくわかりづらいですからね。。

ですが、文法事項は漏れがあると途端に読めなくなる部分がでてくるので注意してください。

まだまだ頭を休めてはいけません。

なぜwithを大事でないと考えたのでしょうか?

長文であまり見た回数がないから自分で判断していたとなります。

確かにあまり使われるものではありません。

ですが、早慶ではこうした付帯状況のwithの部分に下線部がひかれて文章の意味が問われることもしばしばあります。

皆ができないことをできるようにならないと早慶は難しいです。

まだまだここで頭を休めてはいけません。

なぜこれまで見た回数が少なかったのか?を考えてみます。

よく考えると文法のインプット時に早慶レベルの文章を読んでいなくて、入試を意識せずに文法のインプットをおこなっていたことが問題でした。

またまた更になぜを考えてみます。

なぜ入試を意識せずに文法をインプットしていたのでしょうか?

これは志望校が早稲田の政経にいきたいとか慶應の法学部にいきたいと漠然と回りに合わせてただ偏差値の高い大学名をあげていることに原因があると思います。

本当に心からいきたい大学かつ学部であれば、志望した段階で過去問を読んでいるはずです。

なぜなら、どんな問題が出るかわからなければどんな勉強をしたら良いのかもわかりませんので、一般的な勉強をしてしまいます。

もちろん、早慶は一般的な勉強をしていて受かる大学ではありません。

学部ごとに個性が強いので、まず始めに志望校を決めてから勉強をしていく必要があります。

ですので、ここまで原因分析ができたらまず過去問を見てみるという行動に移すことができます。

 

考え続けることの意味とは?

個別具体的にできなかった問題に対して、過去問を見るという具体的な行動が導けました。

これなら今すぐ効果がありますね。

もちろん、これは1例であって他にも多くの本質的な勉強ができない原因が探れると思います。

この原因分析をする時に重要なのが

必ず紙に書いて、言葉に落として分析することです。

先ほども言いましたが言葉にできなければ曖昧になってしまいます。

言葉にして形にすることで考えがまとまるのです。

また原因分析をすることは文章内で因果関係を捉えられるようになることにも影響します。

この際に大事なことは途中で考えるのを辞めないことです。

多くの人が考えても意味ない!と勝手に考えて途中で辞めてしまいます。

そんなことはありません。

何度も考えて、試行錯誤することであたなの考える力は強化していきます。

考える力が強化することはすなわち合格へと繋がるということです。

考えた時kな2

継続して頑張り続けましょう。

それでは、本日は以上です。

本日のまとめ

・行動したものだけが合格を勝ち取ることができる
・勉強の質を高める魔法の公式
・考える力<言語化する力×(原因分析×抽象化力)>×スピード
・まずは明確な言葉として形にする
・原因を考え続ける

次回はHIRO AcademiAの勉強の質の一つである抽象化力についてお話ししますね。

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