みなさん、こんにちは!
さて、今回は前回お伝えした勉強の質公式の中の一つをご紹介していきますね。
第5回:抽象化力とは何か?
抽象化力とはなにかを考える前に抽象とはどういう意味かを考えてみましょう。
一般的に
抽象的=難しいだとか、よくわからないという意味で使われている場合が多いですね。。
ではなぜ難しいのでしょうか?
それは抽象とは様々な具体的なものごとから誰かの視点で取り出された部分だからです。
取り出され方が人によってまちまちで、
まとめの部分がわからなくなってしまうのが抽象=難しいと感じてしまう原因だと思います。
抽象化とは1を聞いて10を知ること
第1回でも出したこの図をみてください。
この図から問題a,d,e,f,gという表面上は全く違う問題ですが、
問題aの「?」に◯が入ったとするとd,e,f,gも同じように「?」の上2つと同じ図形が入ると考えることができます。
このように1つの問題から他の問題に当てはめていく思考ができることを抽象化思考といいます。
まず共通点を考えてみる
抽象化思考ができないといつまでたっても、勉強はできるようになりません。
なぜなら、世の中にあるすべての問題のパターンを覚えないと問題を解けないからです。
こうならないために、抽象化思考をできるようになりましょう。
そのためには…
英文法の問題、現代文の問題、数学の問題、世界史、日本史、化学、物理、生物…
教科の中の要素と要素がどのようにつながっているのかを考えてみてください。
*HIRO AcademiAでは英語長文を筆者の論理に応じてパターン化していく訓練をしています。
抽象化の訓練をするには
勉強の質における抽象化力についてお話ししていきます。
日々皆さんは勉強をしている時にどんなことをかんがえていますか?
勉強をして問題を解きながら、問題が難しいと思いながらも色々と発見をしていると思います。
AcademiAでは塾生にそうした日々の発見をノートに取ってもらっています。
その際にノートに記述する内容はどんな些細なことでも構いません。
問題とふれあう中で得たメッセージをどんどんノートに書き込んでください。
2週間もすれば、ノートにはたくさんの気づきができていると思います。
そうした気づきを2週間したらまとめていき、自分だけの気づきをルール化していきます。
イメージとしては自分で自分だけの参考書を書いていくイメージです
・どこが自分が苦手で、どうして苦手なのか?
・逆に何でこれはできるのか?
すべてをノートに書いて言語化してください。言語化の大切さは前にも何回も言っている通りです。
どんどんノートにメモをしていき、定期的にそのメモの内容をまとめてください。
第1回でお話した自分だけの志望校への参考書を作るイメージでまとめてください。
それでは、本日は以上です。
本日のまとめ
・正しい勉強法を知ったら後は実践し続ける必要がある
・抽象とは大事なことが濃縮されているだけ!
・ルールを作ろう!
次回はHIRO AcademiAの勉強の質の最後の1つである思考スピードを早める方法についてお話ししますね。
目次
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- 第1回:学校では教えてくれない不変の勉強術
- 第2回:壁を破る人だけが知っている非常識な学習公式
- 第3回:壁を破る人だけが知っている不変の学習公式【暗記編】
- 第4回:本来のあなたの半分しか結果を出せていない現状を覆す勉強の質を上げる魔法の公式
- 第5回:壁を破る人だけが知っている不変の学習公式【ルール作成編】
- 第6回:生まれつきの思考スピードを秒速で変える訓練
- 第7回:3ヶ月先の結果を決める魔法の勉強計画
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- 第8回:1週間の勉強能率を2倍高める魔法の計画
- 第9回:完璧な計画から一歩踏み出して実行に移すためには?
- 第10回:夢を達成すために自らのアクセルを踏むためには?
- 第11回:友達ではないteamを作ろう!
- 第12回:正しい音読の仕方
- 第13回:本番で圧倒的に成功するための公式 マインド編
- 第14回:本番で圧倒的に成功するための公式 リハーサル編
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