使用教材
ポレポレ英文読解プロセス50
完成までの期間目安
1.5~2ヶ月程度
目次
対象者
▶慶應を受験する人で文学部を受験する人は必須
後の学部の場合は慶應のSFC、法学部の受験生もできたら行なう、その他の学部は任意でおこなってください。
▶早稲田を受験する人は法学部であればやっても良いというレベルです。
▶国公立でも英語が難し目の大学を狙っている受験生
内容が難しいので、基礎が定着していない段階では手を出さないで大丈夫です。大学、学部によってはこのレベルの長文を読めないでも難関大学に合格できます。基礎力のない受験生が行っても何も得られることがないのでおとなしく撤退しましょう。
→構文の基本ができてない学生:英文読解入門基本はここだ！
→構文はやってセンターレベルならできるけど、定着が不安:RISE 構文解析
偏差値65~センター試験で9割はコンスタントで取れる人が対象
このレベル出ない学生はまだ基本ができてない学生です。基本ができてない状態で取り組んでも、得られません。文系の場合は 理系と違って中途半端にやってきている部分なのでがんばればできる！と思いがちですが、頑張ってやっても理解が伴わなければ意味がありません。基本ができるまでは単純作業の繰り返しで退屈ですが、何度も何度も繰り返してできるようになりましょう。
使い方
本文をコピーして英文を読み、SVOCMを文章に振って、訳出をおこなってください。
読む際にはいくつかポイントがありますので、初読の際に確認してみてください。
▶Sがどこまで修飾されているのか？、どうしてそこまでなのか？
▶等位接続詞は何と何を結んでいるのか？
▶比較がある場合は何と何を比較しているのか？
→比較の形をしている場合の比較だけではなく、言葉上で比較をしている場合も要チェックしてください。
▶時制の変化があるのか？・・他にもポイントは何点かありますが、最初のうちは上記のポイントを注意してみてください。
教材データ
例題1~50まである中で特に大事なのは12までの部分です。主語の判定ができないと文章が読めません。まずはこの例題部分を何度も何度も繰り返しておこなってください。
ライオンマークを飛ばすのも１つの手です
ポレポレ英文読解には難しい文章に対して、ライオンマークがついております。
ライオンマークは難しくて一人でやっていると理解が難しい場合がほとんです。
その場合は無理してやっても時間がかかるばかりで、制限時間のある受験勉強においては得策ではありません。まずはその他の無印マークがありる問題を確実にできるようにするのが先にしましょう。
もちろん、後回しにするだけであって全部終わった後に必ずやってくださいね。
名詞構文とは何か？
人によっては聞いたことがない人もいるかと思います。説明も難しく、理解も難しいので構文の教材で取り上げられることも少ないです。ですが、名詞構文を理解することで飛躍的に英語の理解度が高まるので、基本ができた学生はチャレンジしてみてください。少し古い本ですが、江川先生の英文法解説に詳しい説明と簡単な名詞構文の問題があります。動詞の名詞化をまずは簡単な問題で理解して、ポレポレ取り組むと良いでしょう。”思考訓練としての英文解釈”にも名詞構文について詳しい言及があります。他の科目との兼ね合いもありここまでできる受験生はほとんどいないと思いますが、余裕のある受験生はやってみましょう。
文章の意味が理解できないものに対してはどうすればよいのか？
この教材は構文に対しての説明は詳しくされているのですが、文章の意味がそもそも理解できない、日本語訳をみてもよくわからないという場合が高校生だとよくあるかと思います。その場合は、周りの大人に噛み砕いてもらうか、意味は飛ばして構文のチェックのみに絞りましょう。記述が試験本番で問われる学生は自分の力で何を言っているのか噛み砕く練習をしましょう。訳出例を覚えても意味がありません。
この参考書の後は？
この教材自体レベルが高めなので、これよりも上のレベルとなると数が限られてきます。また多くの受験生にとってオーバーワークになる恐れがあります。難関大学を受験する人であってもよほど英語に時間を費やせるか、他の科目が完璧でないかぎりは行なう必要はないです。紹介はしておきますが、時間のある方のみでお願いします。
☆比較的取り組みやすい
▶英文読解の透視図
☆取り組みにくいけれど効果は抜群！
▶早慶攻略英文読解のタクティクス、早慶攻略英文読解のタクティクス (2)
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