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皆さんこの数字をいつまで覚えていることができますか?
おそらく明日に行く前、10分後にはわすれているでしょう。
ここで記憶についての有名な実験を紹介いたしましょう。
ドイツの心理学者エビングハウスが行った実験です。
どういう実験かというと数字を無作為に並べてそれをあとでどれくらい思い出せたかどうか?というものです。
無作為な数字というのはちょうど一番最初に出したような数字を考えてもらえれば大丈夫です。
この実験の結果、なんと記憶したことの47%が6時間後には消失しています。
2日後には66%が消失。
75%が3日後に消失。
31日後には最初に記憶したことの79%が消失しているのです。
以下の図を見ていただくとわかりますね。
このように情報をインプットしただけだと、どんどん情報は消えていってしまいます。
だから、覚えたことを放出させないシステムを自分の勉強時間に組み込む必要があります。
そのシステムとは
繰り返すことです。
100回でも200回でも繰り返せば忘れたくても忘れてないでしょう〜。
繰り返す際に大事なのは
まず全体の概要を把握すること
続いて枝葉の情報をみていきます。
社会科目等の膨大な量の暗記をしなければいけない科目でまず流れをつかみなさい!
と予備校の先生が口を酸っぱくしていってるのはここに理由があるのですね。
AcademiAのカリキュラムはすべての科目で全体→枝葉を理解することを中心に作成されています。
またプランニングでは暗記するのに適切なタイミングも組み込まれています。
勉強で結果を出すために必要なのはやる気や努力ではありません。
まず勉強をして結果がでるための仕組みがあるかどうか?を第一優先にしてください。
そうでなければどれだけ努力をしても勉強の結果なんてでません。
それでは!