稀代のリーダー・ナポレオンの人生から学べることとは

「私の辞書に不可能の文字はない」という名言でもおなじみのナポレオンは、カリスマ的な人気を誇った歴史上の人物です。

 

出生時

ナポレオンは、1769年、当時のフランス領、コルシカ島で生まれました。貴族の家に生まれましたが、決して裕福ではなく、出世するために士官学校に入り、軍人の道に進みました。

当時のフランスは、フランス革命が起こる前のアンシャン=レジームで、将校になれるのは貴族だけ、という貴族の特権が認められており、ナポレオンも士官学校に入ることができました。

 

学校の時の成績は優秀ではなかった?

学校では、無口で友人も少なく、目立たない青年だったといわれています。また、士官学校卒業時の成績は特に優秀というわけではなく、むしろパッとせず、下の方だったそうです。フランス軍を率いて大活躍した姿からは想像できない意外な一面です。

 

フランス革命勃発時のナポレオンは?

フランス革命が勃発したのは、ナポレオンが20歳の時です。革命支持を表明したナポレオンは、フランス革命軍に参加しました。1793年、トゥーロン要塞を攻略し、反乱軍を鎮めたことで一気に支持を集めました。

そして、1796年には、27歳の若さでイタリア遠征軍の総司令官となり、オーストリア、プロイセンなどを相手に数々の戦いで勝利を収めました。これらを「ナポレオン戦争」と呼びます。

 

ナポレオン常勝時代

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その後、エジプト遠征を経て、ナポレオンは当時の総裁政府を倒し、統領政府を作りました。統領政府は事実上の独裁政権であり、国民の圧倒的な支持を得たナポレオンは、絶大な権力を握りました。1804年には、国民投票によって皇帝となり、のちの世界に大きな影響を与えた「ナポレオン法典」を制定しました。

ナポレオンは、数多くの戦いをしてきましたが、1808年のスペイン反乱で敗れるまで、そのほとんどの戦いで勝ち続けました。

 

ナポレオンの最後

戦いに敗れたナポレオンはエルバ島に幽閉されますが脱走し、再び皇帝の座につきますが、それも100日足らずで失脚し、最後は大西洋にあるセントヘレナ島に幽閉され、1821年、51歳の生涯を終えました。

 

 ナポレオンの人生から学べることとは?

後世の時代の我々から見ると、ナポレオンは小さい頃からすごい人で何でもできたというイメージが強いですが、実際はそうではなかったようです。どれだけすごい人でもできないことがあり、それでもなおかつ頑張り続けることができたという点は我々は見習うべき点でしょう。

できなくてもとにかくやってみるという姿勢は大事にしていかなくてはいけません。

 

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