使い方を間違えると時間のムダ!? 速読英単語の正しい使い方とは

使用教材

速読英単語 必修編

完成までの期間

1.5ヶ月

使い方

1日に2章ペース

 

この参考書のポイント

大学受験に必須の単語がほとんど載っています。

早慶受験者にとって単語帳で覚えた後に文章の中で英語を覚えていくために必須の参考書と言えます。

語彙レベルとしてはこれ一冊で1900語入っているので、早慶でもこれ一冊で単語レベルは問題ありません。

本来であれば速単は上級編まで行なって欲しいのですが、受験までに時間がなくて他のことを

やっている時間がありません!という学生は、単語帳を1冊覚えた後にこの一冊を開始して

長文を読むことに慣れてください。

内容ですが、最初は短めの長文から始まるのですが、

後の方に進むに連れて長文のレベルは上がっていきます。

長文の総数は約70です。

長文のテーマも多岐にわたっているので自分の好みに偏らずに読むことができます。

 

読解力と語彙力を同時に鍛えることができます

ここでいう読解力というのは、以下の図の全ての段階まで鍛えることができます。

読解力とは?

全てを一気に鍛えることはできませんので、

毎回この参考書を使う前に読解力のどの部分を鍛えるために使うのか?という部分に着目して、

勉強を開始してください。

 

参考書を使うときには必ず音読をする

この参考書の題名にもなっているのですが、英語を読む際には必ず音読をしてください。

もちろん、機械的な音読には価値がありません

機械的な音読というのはただ声を出しているという状態です。

そうではなくて、自分が強化したい点を意識して音読するのです。

 

音読は筋トレと同じです。

皆さんは高校時代に筋トレをしていましたか?

筋トレをしている時に「ただつらいつらい」と思っているだけでは、

全然筋肉はつきませんでしたよね?

もちろん、最初のうちはそういう感情を持っていたかもしれませんが、

取り組んでいる部活自体での自分の技術レベルが上がるに連れて本気で取り組むようになって、

筋トレにも本気で取り組むようになってきた時に、「ただつらい!」と思っているだけでは、

なかったはずです。

筋トレをしている時には自分が鍛えたい部位に意識を傾けていたはずです。

この原理を音読にも当てはめてください。

音読をするときには自分が鍛えたい部位がどこなのか?という点に注目して音読を開始して下さい。

 

音読の際の鍛えるポイントってどこですか?

筋トレであれば鍛えたい部位が決まっているのでわかりやすいのですが、

音読となると決まっているわけではないので難しいですね。

一人一人勉強の課題は異なるので、一概にここを鍛えろ!というのは言いつらいからです。

もちろん、塾生の場合は学力がテストで明らかになっているのでそれぞれの学力に応じて

「音読する際にここに注意してください。」ということを言うことができるのですが・・

大体の目安としては、

偏差値60までの人

→音読をしている最中に文構造(SVOC)が頭の中に浮かんでくる

→関係代名詞、比較の使い方に注目して音読する

偏差値65までの人

→音読をしている最中に訳がすらすらと頭の中に浮かんでくる

→仮定法、倒置、省略、共通に注目して音読する

偏差値70以上の人

→文章の論理構造に着目して音読していく

 

以上がそれぞれのレベルに応じた音読をする際の目安です。

 

音読するときには必要!

音読するときに単語の発音がわからないので音読できませんという人がたまにいます。

間違った発音のままで勉強をしていたら将来英語を会話で運用する際に苦労しますので・・・

今のうちに正しい発音で英語を使えるようになっておくと良いです。

もちろん、このCDを利用してシャドーウィングを行うのは効果が高いです。

 

シャドーウィングはなぜ効果が高いのですか?

シャドーウィングというのはCDを聞いた後すぐに、何も見ないでその英文を発音することです。

言葉だけで説明しても分り辛いと思うので、こちらの動画を見てください。

1分50秒辺りからシャドーウィングを実演してくれてます。

[youtube id=”3yDz0NF5m00″ align=”center” mode=”normal”]

上記の動画のようにシャドーウィングをしていくとリスニングスキルがつきます。

ですから早稲田の国際教養やセンター試験の対策になりますね。

 

英語が本当に苦手な方は・・・

この参考書は英語の長文をコンパクトな形でまとめてくれていて、

どこに行っても見ることができるのでかなり良い参考書なのですが英語が苦手だったり、

解釈をまだ始めたばかりで読解レベルの英文法にまだ難があるのである人には少し難しいです。

そういった学生にはこの参考書の一つ下のレベルの速読英単語入門編があります。

 

さらに本当に英語が苦手な学生は・・・

中学生の速読英単語から初めて構文解釈(文章のSVOCを把握する)をしていくのが良いです。

英語ができない子は単語の意味にとらわれて、

英語を文型で考えて理解していくという意識が薄いです。

ですからまずは、英語の意味ではなくてSVOCを確実に取れるように練習していきましょう。

 

最強の英語カリキュラムはこちら

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