この参考書のポイント
多くの学校で、指定参考書として採用されているだけあり、文法だけでなく、会話、アクセントなど網羅生は抜群です!
ネクステの愛称で親しまれているかと思います。
結構持っている人が多いこの参考書ですが、正しい使い方でこの参考書を使用している人ってなかなかいないですね。
今回はこの参考書の正しい使い方をお教えします。
使い方
文法の参考書は必ず併用してください。
なぜ併用しなければいけないのですか?
英語の根幹にある部分である部分です。
ですから問題集という具体的な部分を読んだ後に一般化をしてどの英文でも同じことができないといけないのです。
頭の良い学生であればネクステージを解きながら、具体の一般化もしてなんてことが容易に出来てしうのですが・・・
残念ながら多くの学生はこうはなれないですね笑
ですから、問題集を解いた後に一般化をするため、または文法書で学んだ一般事項を具体レベルに落とした時にどのように通用させていくのか?を学ばないといけないのです。
文法問題を解いている時には以下の図のような思考の運動を繰り返さないといけないわけですね。
文法書として、高校生が理解しやすい参考書としては、フォレスト,1億人の英文法がおすすめです。
*私たちは1億人の英文法を推奨しています。
こちらの記事で説明しています。
▶なぜ偏差値30からの慶應早稲田専門塾では1億人の英文法をおすすめしているのか?
使用者想定レベル
高校英文法の理解はある程度できているが演習量が足りない、
文法事項に漏れがないかどうかの確認をしたいという方が対象です。
初期段階では・・・
アクセントや会話の部分は無視して、まずは文法部分のみを理解していきましょう。
特に時制、助動詞、仮定法、関係詞は多くの受験生がつまづきやすく、かつ重要な部分なので確実に使えるようにしましょう。
初期段階での目標
選択肢を見てどういうことが問われているのかの理解、正答への根拠を取れるかどうかです。
問題を解くときに根拠は全部とったほうが良いですか?
これは非常によく聞かれる質問ですね。
確かに理想としては全ての問題に対して全ての根拠が言えるようになるというのが理想です。
ですがはじめのうちからはそもそもこの文法の問題では何が問われているのか?というのすらもよくわからないと思います。
ですからまずは、1つの問題に対して正答の根拠のみを言えるようになってください。
他の選択肢の間違えている理由まで言えるのがベストですが、初期段階では問題で何を問われているのか?の型を覚えるのが先です。
そのためには同じ問題に対して何度も何度も繰り返し反復を行う必要があります。
2~3回反復して、正答への根拠が言えるようになって間違えることがなくなってきたら、続いてその問題に対しての誤答への根拠を言えるようにしてください。
ネクステージを使う際の注意点
問題集という性質上なのかどうしても単純暗記になってしまっている受験生が多いようです。
単純暗記というのはネクステージの問題はできるけど他の全然違う問題になったらできないというレベルの学生のことです。
ネクステージのテストをするわけではないのでこれでは意味が無いですね。
単純暗記をしてしまう原因として考えられるのは・・・
問題の選択肢の誤答がなぜ間違えなのかまで理解できていない。
答えを当てるというのは案外簡単な事で色々な理由つけによって偶然正解することもあります。
1つの問題に正解するためには正答への根拠は1つではありません。
根拠は見つければ見つけられるだけ良いのですが、AcademiA基準として最低でも3つは考えてもらいたいですね。
じゃないと”問題ができた”という偶然性を排除できません。
1つの問題Aにはさまざまなな解答の前提の知識が必要とされています。
またその個々の解答の前提知識にもさらに前提知識が必要なのです。
このように全ての分野に対して前提知識を深堀りできてくると勉強が体系的にできるようになるのです。
もちろん、体系的に勉強ができていないと早慶への合格は難しいのです。
AcademiAの塾生には体系的に教科を理解するための解答のポイントをお伝えしています。
ここまでやるから当塾では圧倒的に成績を上げることができるのです。
AcademiAの塾生が送ってくれたネクステージの写真を載せます
上記の写真は徹底的にやりこんだネクステージ2冊です。
本人によると計3冊ネクステージをやったそうです笑 ここまでやり込める学生が早稲田に合格していくのです。
塾生で入塾当初の成績はかなり悪かった(偏差値30~40程度)のですが、現在では早稲田大学の問題も助言もなしで自力で解けるようになっています。
まだまだ伸びしろがあるので確実に早稲田に合格してもらいたいですね。