使用教材
船口の最強の現代文(1)入門編
完成までの期間
2~3週間
使用者想定レベル
現代文 偏差値30~40レベルの人
なんとなくでこれまで現代文を読んできた人
この参考書を完璧にしたらできるようになること
理論レベルでは偏差値55程度の中堅私大〜MARCHの現代文を読めるようになります。
ですが、MARCHレベルとなると演習量が圧倒的に足りないので演習量を増やしてください。
使い方
使い方は以下のとおりです。
- 問題文をコピーする
- 問題文を読む
- 問題文を読み進めるうちにわからない部分が印をつけておく
- 最後まで読み切ったら、わからなかった点をなぜわからないのかを考える。
*考える視点
論理レベルでわからないのか?
知識レベルでわからないのか?をはっきりさせる
→論理レベルでわからない場合を赤ペン、知識レベルを青ペンと色を分けてみるとわかりやすくてよいです。 - わからない点を判明させたら、問題文を要約していく
- 問題を解いていく
- 正しい解答の根拠は全て文章内から取っていく。
→余裕があったら間違っている選択肢の根拠も取れると良い - 全て解き終わって全ての解答に自信があるときのみ、解答を読む
→勘で当てても再現性がないため実力は一切つきません。 - 解答を読んで自分の読み、答えのどこが間違っていたのかを確認する
- 確認を終えたら、再度要約する
- 要約を終えたら白文(何も印がついていないもの)を音読する
この参考書のポイント
この参考書の対象者となる人は普段全く本を読まない、勉強を殆どしたことがなく
どうやって評論文を読んだら良いのかいいのかを知りたい学生が対象者となります。
現代文のテストで出てくる文章についてそれぞれどのように読んでいけば良いのか?を丁寧に教えてくれています。
参考書自体は薄いですが、内容は濃いです。
評論、随筆、小説問題の読み方の基本となる考えが載っているので、何度も熟読して頭のなかに叩き込んでください。
現代文はどのようにしたら成績が上がるのですか?
まず現代文という科目は他の科目と違って積立式で成績を上げていくのは難しいことを理解してください。
なぜかというと、英語・数学・社会・理科科目は人によってはメタ概念のみ暗記してもらえれば、
簡単に成績が上がるようになるのです。
言葉を深く理解しなくても一問一答形式で、入試で合格レベルまで容易に到達することができます。
一方これが現代文になってくると話は別になっていきます。
現代文には漢字以外には単純暗記でなんとななる部分はありません。
単純暗記というのはメタ部分のみの暗記ということです。
文章を読む際に文章を構造化していかなければならないわけで、その構造化が自分の力でできるようになるためには訓練が必要なのです。