知らなきゃ効率的に勉強はできない!? 勉強効率を上げる脳の性質とは?

大学受験を目指す受験生の皆さんにとって、毎日の勉強は真剣勝負ですよね。
あれも、これもやらなければならない。しかし自分なりにしっかりやっているつもりでも今一つ、効果が感じられない・・・・そんな思いにかられている受験生もいるかもしれません。こんなとき、自分の「脳」を見つめてみましょう。

勉強効率を上げる脳の性質とは?

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どれだけ、脳の性質を知り、うまく接することができるかにつきます。脳は、大脳・小脳・脳幹などで構成されています。この中で、記憶をつかさどる大切な部分が海馬です。
これは、大脳の側頭葉の内側に、タツノオトシゴのような形で存在しています。
記憶づくりのはじめにかかわりながら、反復して覚えたり、思い出したりするうちに、記憶は大脳の様々なところに保存されていくのです。
これには、良質な睡眠が必要です。起きている間に覚えたこと、経験などを睡眠中にうまく整理整頓して、大脳のそれぞれのところに記憶として記銘されるのです。
よって睡眠をしっかりとらなければ、海馬が有効に働けなくなります。

勉強効率を下げてしまう勉強の時間とは?

sad夜の10時から深夜2時にしっかり眠っていると、ホルモンが分泌されて脳への記録が確実にされるのです。このホルモンは子供ならば身長を高くしたりする成長にかかわるし、成人の女性ならばお肌はつるつるで、スタイルもよくするものなのです。
ただ、10時から深夜2時に寝ていないと、このホルモンは分泌されません。
焦っている受験生の皆さんは、徹夜で勉強、または徹夜とまではいかなくても深夜2時過ぎまで勉強することも多いかもしれません。
自分で長時間勉強したつもりであっても、実は脳科学的に見てもロスが多いことなのです。
きちんと脳に記銘されていないから、必要な事柄が、必要なときに出てこないという残念な事態に陥ります。これを避けるには、遅くても12時までには寝て、朝5時台に起きることです。6時台より5時台に起きたほうが目覚めもよく、一日を好スタートで始められるからです。
また寝る1時間前にはスマホやパソコン、テレビなどの光の強いものはできるだけ避けたほうがいいです。

そうでないと脳が興奮してしまい、ゆっくり休めません。部屋も真っ暗にしておくほうが望ましいでしょう。

実際の高校生の声は・・・

実際の高校生はテスト前は、オールをする人が多いみたいですねー笑

ただ、”ローマは一日にしてならず”ということわざにある通り、一日で覚えたことって定着はなかなかしないんですよね。。それは脳という生物学的にも証明されていることですね。

これからどうしたらよいのか?

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勉強というインプットをうまく行うためには、ただがむしゃらにやってもうまくいかないことがたたあります。

これまでお話してきたように生物学的に見て、脳の中の海馬の性質をうまく使うことで無理・無駄のない効率的な勉強ができるので、効果は計り知れません。

今回のことを機会にして、これまでの自身の勉強生活を見返してみましょう。

勉強法で悩んでいるあなたも、脳科学の観点から見た勉強法で、ぜひ栄冠をつかんでください。

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