メリハリのある人は学習効果も高い!
勉強と息抜きに関するメリハリがきちんと出来ている人は、短時間で高い学習効果を出せる傾向があります。
またメリハリのある生活は、受験勉強だけでなく仕事や家事などのストレスを軽減する作用もありますので、大人になってから苦労しないためにも学生のうちに習慣化しておくべきと言えるでしょう。
今回は、中途半端な自分に悩む皆さん向けに、メリハリを付けるアドバイスをしていきます。
人間は長時間の集中ができない生き物!
メリハリのない自分に悩むひと達の多くは、長時間に渡ってダラダラと勉強をしている傾向があります。
人間の集中力は45分〜1時間しか持たないのが一般的とされていますので、長時間の学習スケジュールを設けている時点で「ダラダラ時間」が生じるのは仕方がないことだと言えるのです。
学習に専念できないダラダラモードを回避するためには、1回の勉強時間を45分〜1時間ぐらいに設定し、小まめに休憩を取るのがおすすめです。
受験生の中には「何度も休憩を取ること」に罪悪感を覚える人もいるようですが、その分、「集中している時間も増えている」という利点が生まれるため、結果としてダラダラからの脱却ができるのです。
一気に集中できる時間は人によって大きく異なりますので、まずは30分ぐらいの短時間からチャレンジしてみても良いでしょう。
デスクの上には勉強道具しか置かない!
デスクの上にスマートフォンなどを置いていると、友人からのLINEや電話という邪魔が入ります。
またちょくちょく他の対象に気を取られていると、「勉強部屋にいる割には、何も覚えていない」という状態になるため、結果として学習効果が全く得られなくなってしまうのです。
特にスマートフォンは、勉強に打ち込もうとする受験生のメリハリを奪うアイテムの代表となりますので、あまりにも誘惑に負けそうな時には、リビングなどの別部屋にスマホを置く習慣を付けても良いでしょう。
マンガやゲームなどの娯楽も学習には無関係のアイテムとなりますので、受験直前はクローゼットなどにしまって、なるべく目に入らない状態にした方が良さそうです。
休憩や息抜きはリビングなどで行おう!
おやつや食事などの息抜きタイムをリビングで行うようにすると、「勉強→自室、休憩→リビング」という形でメリハリが付きやすくなります。
また学習場所を固定することで集中モードに入りやすくなりますので、自分の体や脳に習慣化させるためにも、「勉強する場所」と「休憩する場所」を変えるのがおすすめとなるのです。
「自室にいるとつい、漫画を読んでしまう!」という皆さんは、学習塾の自習ルームや図書館などを利用して、「自室→リラックスする場所、図書館→集中する場所」と設定するのもおすすめと言えるでしょう。