体内時計の仕組みを理解してスケジュールを組むことが成功への鍵

 

皆さんは体内時計という言葉を聞いたことがありますか?

もしかしたら言葉だけは聞いたことがあるという人はいるかなと思います。

「体内時計」とは、人間が無意識のうちに日中はこころと体が活動の状態になっていて、夜間は休息状態になるという身体の仕組みのことを言います。

「ウォールストリート・ジャーナル」によると、この「体内時計」という体のリズムに合わせて行動していくことでの成果が上がるということを証明する結果がどんどん増えてきているそうです。

ここでいう体のリズムというのは睡眠の時間だけではありません。睡眠の時間以外にも勉強がよく出来る時間、運動がよく出来る時間、難しい話をできるようになる時間というものが「体のリズム」に合わせて行動することで結果がうまくいくようです。

When it comes to doing cognitive work, for example, most adults perform best in the late morning, says Dr. Kay. As body temperature starts to rise just before awakening in the morning and continues to increase through midday, working memory, alertness and concentration gradually improve.
(認識作業=勉強をするときには、多くの大人にとって昼前におこなうのが適切です。朝起きたあとのちょっと前に体温が上がり始め、昼間に向けて体温は上がり続けます。この体温が上がっている間に、記憶力が働くこと、認識力、集中力が徐々に上がっていくのです。)

朝に勉強をしたほうが良い!というのはここに理由があるのですね。

科学的にも実証されてきているようです。

体内時計は生活の仕方によって異なる!

体内時計というのは人によって全く異なります。

現役生のうちは多くの人が高校に行っているためほとんどの学生が変わらないのですが、浪人生になるとたとえ予備校に通っていたとしても生活リズムというのは自主性に任されます。自主性に任されてなかなかうまくいかないのが人間というものです。浪人生であればこの部分ができる学生が、自分の勉強のパフォーマンスを高くして志望校に合格していると言っても過言ではないのです。

最初にいったように、体内時計は人によって異なります。

科目ごとに自分のパフォーマンスが最も高くなる時間を普段勉強している時に考えて勉強の計画を立てていきましょう。

身体のリズムを調節するには毎日朝日を浴びろ!

 

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浪人生だと夜遅くまで勉強して次の日起きるのが遅くなってしまい、

どんどん体内時計がずれていってしまうということはよくあることです。

一度遅れてしまうと悪循環に陥ってしまってどんどん時間が狂ってしまっては

受験当日の試験を受ける時間帯に良いパフォーマンスが出来ませんね。

そんな時にはどうしたら良いのか?

答えは朝日を浴びることにありました。

朝日にはメラトニンと呼ばれる眠りを誘うホルモンの分泌を止める役割があるのです。

このおかげで体内時計が狂っていてもこれまでの狂った分をリセットすることができるのです。

もちろん、体内時計が狂っていなくても毎日朝日を浴びることは体内時計を一定にすることに役立つので

すべての人におすすめしたい方法です。

参照:The Peak Time for Everything

 

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