なぜ運動をしてから勉強すると効率が上がるのか?

 

運動と勉強というのは一般的にはどうしても切り離して考えてしまいがちですが、

最近の研究で運動と勉強の関係が徐々に明らかになってきています。

現役生は体育や部活で運動する機会が多いですが、浪人生になると引きこもりがちになってしまいがちですね。運動することが勉強の効率性につながるのであれば、このことも現役生の方が浪人生よりも成績が上がりやすいということに起因するのかもしれませんね。

それでは具体的にいつ運動をするのが一番勉強の効果が上がるのでしょうか?

試験が翌日の場合は運動しながら勉強する!

 

米・『ニューヨークタイムズ』によると運動をする「タイミング」と運動の「強度」が記憶の定着に影響していることがわかっています。いつ運動してどのように運動するかによって記憶の定着度を高めることができるようです。

For now, though, there is some practical takeaway from the current studies, said Walter Bixby, an associate professor at Elon University in North Carolina, who oversaw the study of vigorous exercise and reading. “If you have an exam” or other activity that involves memorizing and recalling information “in a few hours, you would probably be better off sitting quietly and studying,” he says. “However, if the exam is the next day, it won’t hurt you to study while exercising.” And if your workout is gentle, it could even help.
(ノースカロライナ州エロン大学の准教授でエクササイズと学習を監修したWalter Bixby氏によると、これまでの研究結果から実際に勉強をする際に使うことができるいくつかのヒントが得られているそうです。「テストが2~3時間後にあるのであれば座って静かに勉強したほうがよいが、次の日にテストがあるのであればエクササイズをしながら勉強をしても問題がないです。」そのエクササイズがゆるやかであれば、勉強の効果が上がる可能性もあるようです。

 

また運動をすると、実際に脳の血行が良くなって記憶の定着がよくなるようです。

以前の記事で記憶と覚える場所の関係をお話しましたが、今回のケースも当てはまりますね。

全くわからないことを運動しながら行うのは敷居が高いですが、もう理解を終わって後は覚えるだけ!という段階になったものや、理解を伴わない暗記事項(単語、熟語、日本史・世界史の人物名、理科の物質名など)の場合は、身体を動かすことで脳を刺激して脳の血行が良くなって効果が発揮されるそうですね。

模試の前日にためしにやってみてはいかがでしょうか?

参照:How Exercise Can Help Us Learn

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