皆さん呼吸って普段どのようにしているか意識していますか?
呼吸の動作って無意識にしがちですが、実はこの呼吸の仕方を変えるだけで、集中力が劇的に変わることがわかりました。
今回は呼吸を変えることでどのような変化が現れるのかをお教えし、
具体的にどのような呼吸法に変えることで集中力を高めることができるのかをお教えいたします。
呼吸法で集中力が劇的に変わる理由とは?
自分の内面に意識を向けて行う「呼吸法」には、集中力のアップやリラクゼーション、イライラを鎮める効果などがあります。
正しい呼吸法で「吸う・吐く」ということをゆっくり繰り返していると、新鮮な酸素が体内に行き届くようになり、脳が活性しやすくなります。
また呼吸法には、自律神経のコントロール機能もありますので、受験勉強のストレスや覚醒によって交感神経が優位すぎる状態になっている皆さんにも、「持続力の高い安定した集中力」を得るためにおすすめの方法と考えて良いでしょう。
呼吸法の基本的な方法とは?
呼吸法の基本は、「ゆっくり吸って、ゆっくり吐く」ということです。
少し上を向いて気道を開放してあげると、たくさんの空気が入りやすくなります。
また「吸う・吐く」という一連の流れを10〜15秒かけて行えば、トータル5分程度でも十分なリラックスができますので、勉強の休憩時間にぜひ実践してみてください。
上級編!丹田呼吸法にもチャレンジしてみよう!
スタンダートな呼吸法を行う習慣がついたら、次は応用編とも言える「丹田呼吸法」に挑戦してみましょう。
おへその少し下、膀胱の上あたりにある「丹田」に意識を集中して呼吸法を行うと、普通の方法よりもα波が出やすくなります。
また丹田呼吸法を行うと、精神的なコントロールに繋がるセロトニン分泌が増えますので、試験前のナーバスな状態によって集中力が低下している皆さんにも、おすすめ度の高い呼吸法と言えそうです。
人間の脳はα波が出ている時が「最も記憶力が高い」とされていますので、暗記などを行う前準備として丹田呼吸法を行っても良いでしょう。
丹田呼吸法を続けていると免疫機能などもアップするため、風邪やインフルエンザが大流行する受験シーズンでも、心身ともに元気に試験に臨める体となります。
この本がおすすめ!
ペンタゴン式目標達成の技術 一生へこたれない自分をつくる
著者:カイゾン・コーテ
おすすめ度★★★☆☆
アメリカの国防総省を意味するペンタゴンにてキャリアとして勤務され、アメリカの空軍少佐であるカイゾン・コーテ氏の本です。
ペンタゴンにおいて呼吸は全ての基本であり、呼吸を制するものは全てを制するとまで喝破しています。
その他にも絶対に目標を達成するための方法が書かれていますので勉強で絶対成果を出したい人にはオススメです。
どのような精神をしたら、達成ができるようになるのかを理解することができます。
齋藤孝さんの呼吸の本もおすすめです。