みなさんこんな経験は無いでしょうか?
厳しい先生の前だと姿勢を正すことになり、それだけで集中力が上がって頭に内容が入ってくる・・
今回はこの現象から、姿勢と集中力の関係について考えてみました。
意外と多い!悪い姿勢が勉強に及ぼす悪影響!
悪い姿勢で机に向かっていると、「頭の重さ」をきちんと支えられなくなった首や肩が緊張状態となり、結果として肩こりや頭痛、眼精疲労などの不調が起こりやすくなります。
また姿勢が悪い人は、食べ物の消化吸収が悪い傾向があるため、「食事から摂取した栄養分がスムーズに脳に届かない」という悪循環も生じやすくなるのです。
このようなメカニズム考えても、「悪い姿勢が体や脳に不調をもたらし、そのストレスによって集中力を減らしてしまう」と捉えた方が良さそうです。
セロトニンの多い人は姿勢が良い!
プレッシャーに負けない穏やかな気持ちに欠かせないセロトニンは、「正しい姿勢」をキープするためにも、必要な神経伝達物質です。
規則正しい生活によってセロトニンがきちんと分泌されている人は、背筋に良い意味での緊張が与えられるため、勉強中の姿勢も自然と良くなります。
これに対して生活習慣の乱れやストレスによってセロトニンが減少している人は、背筋を支える筋肉が弱っているため、いつの間にか「姿勢が悪いことによる悪循環」が生じてしまうのです。
姿勢との関連性で話題になることの少ないセロトニンですが、実際は、勉強机で長時間集中し続ける上でのサポーター的な役割を担っています。
勉強机で姿勢を良くするコツとは?
勉強机で姿勢をよくするには、「膝をつけて座ること」を意識してみてください。
この方法を取るだけでも、下半身がしっかりと安定するため、足を組んでいた時のような「不安定な姿勢の悪さ」が起こりにくくなります。
また時々背筋を伸ばすストレッチなどを行うと、長時間の勉強によって生じた「猫背」も改善できますので、呼吸法と併せてチャレンジしてみてください。
背筋が良い人は呼吸時に新鮮な酸素を取り入れやすい状態でもあるため、脳の活性化によって集中力も高まります。