いかに集中して効率よく勉強できるか、というのは学生にとって永遠の課題です。
集中力を欠く要因や誘惑はたくさんありますが、その一つが、意外なことに「食事」です。
食事をしたあとは、体が食べたものを消化しようとしてエネルギーを使ったり胃に血液を集中させたりと、脳に廻る血液量が不足しがちです。
脳の血流が悪くなると、眠気が襲ってきます。
それにより、勉強をしても集中できなかったり、効率が悪くなったりします。
ポイント1 腹八分目でご飯を切り上げる
かといって、おなかがすいても集中できないのが本音ですよね。
ポイントは、食べ過ぎないことです。食事の回数を増やして、1回の食事量を減らし、腹八分目で抑えるのも良いでしょう。
また、食事をしてから入浴するなど、食後1時間ほどの集中できにくい時間をうまく使う、といった工夫も大切です。
ポイント2 よく噛んでご飯を食べる
よく噛んで食べることも大切です。
よく噛むことで消化しやすい状態を作り、消化にかかるエネルギーを減らし、胃の負担を軽減することができます。
また、満腹感を得られやすく、食べ過ぎを防ぐことができます。
学習面にも良いですし、もちろん健康面にも良いことです。
1日3回の食事と、その後1時間程度、つまり1日24時間のうち3時間ほどは集中力を保ちにくい状況があるということです。
効率よく勉強できる態勢を整えられるかどうか、ライバルと差がつくポイントになり得ます。
その3時間の使い方を工夫したり、食事の摂り方そのものを見直したり、自分に合った方法を考えてみましょう。